新型コロナの流行により、2020年は世の中全体にオンラインで実行できるものが非常に増えました。
この記事は、近畿大学のVR空間を用いたオンライン授業についてご紹介します。
オンライン授業の概要、そして2021年1月13日に行われた実証実験についても見ていきましょう。
withコロナ、そしてafterコロナを見据えたこれからの新しい授業形態です。
近畿大学のVR空間を活用したオンライン授業の概要と実施目的とは
近畿大学は新型コロナウイルスの流行を受けて、"オール近大"新型コロナウイルス感染症対策支援プロジェクトというものを始動させました。
オンライン授業は、どこからでも授業に参加できるため非常に便利ですが「臨場感がない」や「一体感が得られない」といった課題もあります。
そこで、オンラインでも先生や生徒同士が前向きに参加できるよう、VR空間を用いた授業コンテンツなるものが誕生。
近畿大学と数々の教育コンテンツの制作実績がある株式会社増進堂・受験研究社、そしてVRサービスを提供する株式会社テンアップによる共同開発プロジェクトです。
まず、このオンライン授業には教員や生徒一人ひとりのアバターが使われます。
アバターは単純動作であれば、手元のパネルで自由に操作可能です。
手を振ったり、挙手したりするといったシンプルな動作でも、自分の意志と連動してリアクションが取れるのは臨場感が湧きます。
他の生徒や教員とのコミュニケーションにも一役買うので、一体感も得られるでしょう。
教員も、従来の授業ではプリント配布や板書によって進めていた授業を、データの投影などによってスムーズに進められます。
今後の展望としてはより大規模な人数での授業にも対応できるよう、そしてオンライン授業のコンテンツそのものの拡充に力を入れていく予定です。
近畿大学で実際に行なわれたVR空間を活用したオンライン授業の実証実験とは
VR空間を用いたオンライン授業は、実際に授業を行なう実証実験の段階まできています。
2021年1月13日に近畿大学は、総合社会学部準教授の岡本氏による講義をこのVR空間によるオンライン授業によって実現しました。
講義を受講したのは、社会・マスメディア系専攻の学生、約100人です。
講義は1限分、時間にして1時間半ものあいだオンライン授業は開催されました。
内容は二部構成で、まずはこのVR空間によるオンライン授業の概要と意義を岡本氏が解説し、後半はゼミ生による研究発表です。
受講後は学生にアンケートを取り、オンライン授業の満足度をヒアリングしました。
この第一回目の実証実験では授業に対する評価は高く、今後は受講環境をさらに整えること、そして授業内容によってより効果的なVR空間の活用方法を見出していく、という結果に落ち着いています。
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