窓辺のインテリアとして、デザイン性が高い「バーチカルブラインド」をご存じでしょうか。
一般的なカーテンとは違い、縦型ブラインドで室内をすっきりとした印象にしたい方におすすめのインテリアです。
今回は、バーチカルブラインドとはどんな製品なのか、設置方法とともにご紹介していきます。
賃貸でも設置可能なバーチカルブラインドとは?
「バーチカルブラインド」とは、縦型ブラインド とも言われる、スラット(羽)を縦方向に吊るすタイプのブラインドです。
羽板の角度を調整することにより、窓からの通風・採光を確保でき、左右の調光がしやすい構造なので、朝日や西日の時間帯、太陽高度が低い冬場に対するコントロールが得意です。
また、一枚布のカーテンと異なり、全体的にシンプルですっきりとした見た目が特徴です。
このような縦型ブラインドは、オフィスや商業施設でよく用いられますが、住宅に導入するとワンランク上の雰囲気を演出できますよ。
縦に長い窓であればあるほどバーチカルブラインドの特徴を活かした見栄えになりますから、出窓よりも背の高い窓への設置がおすすめです。
バーチカルブラインドのスラット幅
スラット幅は主に80mm、100mm、120mmの3種類があります。
カーテンボックス内に収めたいなら幅の狭い80mmが、コストを重視するなら羽板の枚数が少なく値段が安い120mmのタイプが、おすすめです。
ただし幅の広い製品はたたむと窓に当たりやすいので、たたみしろを考慮して設置しましょう。
横型ブラインドとの違い
ブラインドというと、スラットを横方向に吊るす横型タイプが一般的ですよね。
バーチカルブラインドがカーテンのように左右へ開閉するのに対し、横型ブラインドは上下に開閉します。
横型ブラインドは人の出入りが多い掃き出し窓にはあまり向いていません。
分割して設置すれば一部だけを開て出入りができますが、不便に感じる方は縦型ブラインドも検討してみてください。
バーチカルブラインドを取り付ける方法
天井付け、正面付けなどの方法もありますが、賃貸物件でおすすめなのがカーテンレールへの設置です。
窓枠や壁に穴を開ける必要がないため、賃貸物件でも問題ありませんし、カーテンレールビスで手軽に設置できます。
ただし木製のような重量のあるブラインドの取り付けは、レールが歪む原因になるためその点は注意しましょう。