近畿大学では授業のオンデマンド化を進めていることを知っていますか?
今までもキャンパス内で利用できる便利なデジタル機能はありましたが、来年度からはさらにオンデマンド化が進み、学習の自由度が高まります。
そこで今回は近畿大学に在学中の学生さんに向けて、オンデマンド化の内容や近大DXについてご紹介いたします。
近畿大学がおこなう授業のオンデマンド化の内容について
近畿大学ではすでに2014年からオンデマンド授業を開講しており、これまでに42科目を制作、約27,500人が受講しています。
しかし昨年からの新型コロナウイルスの影響と、今後のポストコロナを見据えて、オンデマンド化をさらに推進することになりました。
今後は今まで培った経験や技術を生かしながら、さらに最新設備を使用し、高品質なオンデマンド授業と対面授業を学生が自由に選択できるようになります。
2021年4月からは共通教養科目である17科目と、TOEIC対策科目の合計18科目を、好きな場所で好きなときに受講できるようになるので、内容を確認して気になる科目をチェックしておきましょう。
授業のオンデマンド化にともない近畿大学が行う「近大DX」とは
近畿大学ではオンデマンド化にともない、「近大DX」といわれる仕組みの構築を進めています。
DXとはデジタルトランスフォーメーションの略で、ICT技術を活用して教育・研究・働き方を変革し続けることをいいます。
近畿大学では今までも、次のようなICTの取り組みをおこなってきました。
●インターネットでの願書出願
●Visaプリペイド機能付きの学生証を発行
●教科書をAmazonで販売
●コンビニでの各種証明書発行
●キャンパスのキャッシュレス化
これらの取り組みに加え、今年はKICSといわれる音響・動画処理の設備をそろえたスタジオをキャンパス内に2つ設置し、ハイクオリティなコンテンツの配信を計画しています。
また2020年10月には株式会社Schooとアドバイザリー契約を締結し、オンデマンド授業の収録に必要な人員のプランニングや授業制作の仕組みの共有など、さらなる近大DXの推進を図っています。
近畿大学ではオンデマンド化を単なる対面授業の代替ととらえるのではなく選択肢の1つと考え、学業と生活との両立を図り、自由度の高い学習環境を提供することを目指しているのです。
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