今回は近畿大学に入学を考えている方向けに、情報学研究所が開設されたニュースについてご紹介します。
この研究所の開設により、さまざまな調査研究がおこなわれていくのに加えて、情報系新学部の設置も視野に入っています。
ニュースの概要や教員について見ていきましょう。
近畿大学に情報学研究所が新たに開設!今後は情報系新学部の設置も検討
近畿大学は2020年4月1日に「情報学研究所」を開設しました。
これは大学で18番目の研究所です。
情報学やICT技術の教育方法などに関する調査研究などをおこないます。
さらに法的に社会では実装しにくいことを学内で実地検証していく「大学内特区構想」の構想もあり、民間企業や自治体との連携も重視していく計画です。
また近畿大学では今後、情報系新学部設置も視野に入れており、準備を進めています。
研究所には4つの部門があり、それぞれの部門が各分野の第一線で活躍する専門家を中心に調査研究を進めていくそうです。
研究所の開設にともない、今後情報系新学部の設置が視野に入っているとの情報もあり、今後の動向が気になるところですね。
近畿大学に情報学研究所が開設!実績のある教員陣
次に新たに近畿大学に開設された情報研究所の教員紹介をしていきましょう。
教員は所長1名・客員教授4名・学内兼務教員4名の総計9名となっています。
所長は特別招聘(しょうへい)教授の夏野剛所長です。
過去にNTTドコモでi-modeを立ち上げたり、ドワンゴでニコニコ動画の黒字化を達成したりといくつもの功績があり、現在でもIPA未踏事業を通して日本のスーパークリエイターの育成をリードされています。
所長就任のコメントとして、最先端技術の課題を掘り起こし、課題解決の提起などを実践的におこなっていくとお話しされています。
さらに社会に先んじて実装検証をおこない、教育活動にもフィードバックしていくなど、ICTを利活用した教育に寄与していくとのことです。
客員教授としては、専門家として日本のセキュリティ研究をリードしている森井昌克客員教授がおり、2018年には経済産業省大臣賞、2019年には総務省情報通信功績賞受賞などをされています。
また安田孝美客員教授は、ICTを活用した社会システムに関する研究などをリードしています。
山川宏客員教授は、全脳アーキテクチャと汎用人工知能の研究に従事されており、脳と汎用型人工知能の研究をリードされています。
そして学内兼務教員は、ネットワーク応用・教育システム・IoTがご専門の井口信和教授、計算知能がご専門の半田久志教授、交通工学・交通情報学がご専門の多田昌裕教授、情報ネットワークがご専門の谷口義明教授です。
各人に実績があり、各分野に精通した教授陣ですね。
まとめ
近畿大学で情報学研究所が開設されたニュースをご紹介しました。
情報系新学部の設置も期待が高まりますね。
また教授陣による研究や今後のICT技術の発展からも目が離せません。
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