今回は近畿大学への入学を検討している方に向けて、近畿大学の学生団体がこども食堂に対し、規格外野菜を提供したことについてご紹介していきます。
学生団体の主体的で積極的な活動が、社会を変えていくのかもしれません。
近畿大学国際学部の学生が所属する団体がこども食堂に規格外野菜を寄付!
近畿大学国際学部の学生が所属する学生団体が、無料で地域の子どもたちに夕食を提供している子ども食堂に対して、農園でいただいた規格外野菜を寄付する取り組みをおこなっています。
寄付された野菜は地域のボランティアの方々によっておいしいご飯になり、子どもたちへと提供されています。
そもそも規格外野菜とは、市場で定められているサイズや色などの野菜の規格に準じておらず、曲がったり傷ついたりしている野菜のことです。
このような野菜は店頭に並ぶことなく、多くが廃棄処分となっています。
一部はカット野菜や加工食品にもなりますが、生産量の約40%が廃棄されているともいわれており、社会問題となっているのです。
見た目が少し悪いだけで味は問題ない野菜にもかかわらず、大量に廃棄されており、そのような事実がまだ周知されていないことも現実です。
まだまだ周知の必要がある食品ロスの問題について、多くの人が目を向けていく必要がありそうですね。
近畿大学国際学部の学生が所属するC.S.S (Create Sustainable Society)が子ども食堂に食品を寄付している
子ども食堂に対して、規格外野菜を寄付した近畿大学国際学部の学生が所属する団体は「C.S.S」という団体です。
C.S.Sは食品ロス削減プロジェクトとして、企業から廃棄される予定のクッキーをいただいて子ども食堂に提供したり、ボランティア先の農家の野菜を子ども食堂に届けたりといった活動をしています。
企業との交渉で、賞味期限が近いという理由で処分予定だったクッキーをいただくなどの取り組みをしているそうです。
また農業ボランティアをおこなっており、その対価として規格外野菜をいただき、食堂への寄付もしています。
このような活動により多くの子どもたちがお腹いっぱいに、栄養ある食事をとれているそうです。
また、学生向けに食品ロスの現状を伝える講演会や試食会、フードバンクの実施など、情報発信もおこなっています。
奄美大島瀬戸内町とも連携しており、需要が少ないために多くが捨てられているジビエ(イノシシ肉)の推進も進めており、貴重な資源を守って新たな地域特産を生み出す計画もしています。
ジビエ肉以外にも日本酒の商品開発や奄美の特産物の普及活動もおこなったそうです。
C.S.S.は学生たちが主体的に働きかけ、社会問題の解決に向けて活躍している団体のようですね。
まとめ
近畿大学国際学部の学生団体が所属するC.S.S.が、子ども食堂に対してボランティア先の食材を提供するなどの取り組みをしていることがわかりました。
食品ロスは、日本にとってまだまだ課題の残る社会問題です。
近畿大学国際学部の学生たちのように、身近な問題として意識して考えていく必要がありそうですね。
南光不動産では、近畿大学付近で賃貸物件を探している学生さん向けの賃貸情報を多数ご紹介しております。
コンロ口が2口ある物件もありますので、一人暮らしをする際のお部屋探しはお気軽にお問い合わせください。