近畿大学にはすごいところがたくさん!日本の大学として初の取り組みとは
近畿大学東大阪キャンパスの学部に進学を希望する学生さん向けに、近畿大学のすごいところをご紹介していきます。
ペーパーレス化など、時代に合わせた日本初のさまざまな機能を取り入れた大学として、魅力が満載です。
ぜひ参考にしてみてください。

近畿大学のすごいところとしてまず挙げられるのがペーパーレス化の推進で、その1つとして2014年度の入試からは完全にネット出願へ移行しました。
この出願の完全ネット化は、日本の大学では初になります。
近畿大学がネット出願を導入した理由としては、何よりもペーパーレスによる環境保護のためということがあります。
近畿大学は志願者数が2年連続日本一を記録したことがあり、その際には従来約13万部の願書の作成があるのに加え、3万部ほどが廃棄処分となっていました。
ペーパーレスにすると資源の無駄をなくし、エコにつなげられます。
またこの「エコ出願」はさまざまなメリットも生み出しました。
近畿大学では学部を超えた併願も可能になっており、学生にとって出願の複雑さがあったのですが、ネット化によって出願作業が単純化されたのです。
さらに学生にとってのメリットがあるだけでなく、学校側の事務作業の軽減にもつながりました。
それまで煩雑だった願書のデータ化などの作業量が削減され、コスト削減にもつながったのです。
またネット出願によって学校側が学生のメールアドレスを把握できるようになったので、雪による試験開始の遅れのお知らせや、電車遅延による試験開始の遅れなども、メールで一斉通知ができるメリットもあります。
受験ポータルサイトへの登録で、合格発表の前日の夜9時から「合否照会」で合否を表示することもできるようになりました。
また2015年度入学生からは、入学手続きも完全ネット化に移行しました。
これにより個人情報を管理する手間が削減され、業務も省力化されています。
その分、他の奨学金に関する相談業務など、実務的な仕事に時間が割けるようになるという学校側のメリットが見られました。

近畿大学は、教科書販売でのAmazon Student導入を2014年9月から開始しているのもすごいところです。
これはアマゾンジャパンと連携協定を結び、アマゾンのサイト上に近畿大学教科書ストアを開設したものです。
学内の店舗で行列して買う手間がいらない、快適なネット購入が可能となりました。
そしてさらに、インターネットバンキングを利用した在学生の学費納入も2019年4月から開始されています。
こちらも大学では初となり、この大学のすごいところです。
株式会社NTTデータ関西と協働して新たな学費納入用WEBサイトを稼働させており、納付書なしで振り込みが可能です。
これにより利便性の向上とともに、ペーパーレス化がさらに進んでいきますね。
時代に合わせた先進的な取り組みがすばらしい大学です。

近畿大学ではペーパーレス化だけでなく、学内のキャッシュレス化も進めているのがすごいところです。
これまで近畿大学が導入している例として、日本で初めて学生証にVISAプリペイド機能をつけたということがあります。
またLINEPayやメルペイなどのスマホ決済にもいち早く対応するなど、国内でもっともキャッシュレス化が進んでいる大学です。
メリットとしてはやはり在学生の利便性が向上することや、将来に向けて練習になるといった点が挙げられます。
さらにポイント還元もあるのでお得であったり、大学側にとっても管理コストの削減につながったりといったメリットがあります。

実際の事例を見ていきましょう。
①Visaプリペイド機能付き学生証の発行
2016年4月から、日本の大学では初めての試みとしてVisaプリペイド機能付き学生証の発行がおこなわれました。
このカードは学内のお店だけでなく、日常の買い物でも利用ができます。
Visaプリペイドは親もお金の管理ができるので、とても便利な存在です。
②入学金・授業料のクレジットカード決済導入
2017年度合格者より開始された入学金・授業料のクレジットカード決済も、日本の大学では初の導入です。
クレジットカード払い対応になると、時間に縛られずにいつでもどこからでも支払いができるので、大変便利になっています。
③学園祭でのキャッシュレス決済導入
2019年度より、日本の大学で初めて導入された学園祭でのキャッシュレス決済もすごいところです。
現金での決済に加えて、在学生が出店する屋台の約170店舗すべてにコード決済での支払いを導入しました。
近畿大学の学生だけでなく、近隣住民や来場者もキャッシュレスに触れるきっかけになりますね。
④学内の食堂や購買などでのキャッシュレス決済導入
学内の食堂・カフェ・売店などで、クレジットカード・プリペイドカード・交通系電子マネーなどによるマルチ決済が、今後順次進められていきます。
大学による取り組みのすごいところがたくさんわかりますね。

学生証についたVISAプリペイドは、学内だと大学生協やCNN Café、ALL DAY COFFEEなどで利用できるのはもちろんのこと、VISA加盟店であれば世界中どこでも利用できるのがすごいところです。
Amazonなどのインターネットショッピングにも利用可能なため、大変便利な機能です。
年会費は無料、事前チャージ制で限度額を設けているので使いすぎることもありません。
万が一紛失した場合でも「ご利用ロック」をかけることができますので、安心ですね。
登録もとても簡単で、三井住友VISAプリペイドTOPページで会員登録してマイページを作成、学生証に印字されているカード番号を登録するだけです。
チャージをする機械は学内にあり、学生証を入れて入金したい分のお金を投入するだけのシステムで手数料もかかりません。
さまざまなお店で現金の出し入れが無く、スムーズにやりとりができるキャッシュレスは非常に便利ですね。

近畿大学では、在学生・卒業生向けに必要な証明書を、キャンパス外のコンビニでも発行できるサービスを導入しているという点もすごいところです。
ではコンビニ発行の具体的な内容について見ていきましょう。

まず利用できるコンビニは、国内のセブン‐イレブン、ファミリーマート、ローソンのマルチコピー機設置店舗です。
料金の支払い方法は、クレジットカードの場合は事前にPayPalアカウントの登録が必要です。
コンビニで現金にて支払いをする場合は、コンビニ現金収納サービス「SmartPit」になります。
利用可能時間帯は、各種商用サービスを含めたメンテナンス時間や大学の運用において停止する期間を除いた、24時間365日なのもすごいところですね。
コンビニで発行可能な証明書の種類は、在学生は在学証明書、卒業見込証明書、修了見込証明書、成績証明書、健康診断証明書で、卒業生は卒業証明書、修了証明書、成績証明書となっています。
印刷時にカラーかモノクロの選択が可能で、各コンビニで発行される証明書はA4サイズとなっています。
発行手数料は1通1,000円で、別途印刷代として枚数に応じた料金が必要です。

近畿大学は先進的なペーパーレス化など、すごいところがたくさんあることがわかりました。
時代に合わせ、学生のことを考えた最新の取り組みを率先しておこなっているところが素晴らしいですね。
ぜひ常に前進を続けている近畿大学で、充実した大学生活を送ってみてはいかがでしょうか。