肌寒くなってきたこの頃、いよいよ本格的な受験シーズンが到来してきました。
今回は、近畿大学の理工学部生命科学科の研究内容・学科の特色・大学のリコチャレへの参加などを紹介していきます。
近畿大学の理工学部生命科学科への進学を考えている学生は、今回の記事は注目ですよ。
「近畿大学理工学部生命科学科ではどんなことを学べるのだろうか?」
「この学科の特色っていったいなんだろうか?」
「女子だけど、この大学の理工学部生命科学科に進学しても大丈夫だろうか?」
などのお悩みを抱えた学生の力になれれば幸いです。
まずは、近畿大学理工学部生命科学で研究している内容についてご紹介していきます。
「近年注目の集まるヒトゲノムの解読などを研究」・「4つの分野から成り立つ教育・研究体制」の2点から説明をします。
「どんなことを研究できるのか知りたい!」と考えている方は注目ですよ。
理工学部生命科学科は、人間の生活の安定に貢献できる「生命科学」「ゲノム科学」の研究を、環境保全に配慮しながら取り組んでいます。
近年、ヒトゲノムの解読により遺伝子診断・遺伝子治療・ゲノム創薬などが身近になってきました。
これらをふまえて学科は設置され、学生はゲノムから環境や生命倫理までの幅広い分野を網羅したカリキュラムで研究できるのが特徴です。
「人の遺伝子情報について研究をしたい」と考えている、リケジョには特にピッタリの学部でしょう。
近畿大学は総合大学であるため医学部・薬学部とも連携をとった研究を行うことができるのも魅力です。
ゲノムから環境・生命倫理までの幅広い分野を網羅している近畿大学理工学部生命科学科。
「遺伝子系」「機能分子系」「細胞組織系」「環境倫理系」、この4つの分野から研究・教育を行なっており、講義では生命について幅広い視点で考えることができます。
コア科目は「生物学」・「科学」であり、重視しているのは実習です。
実習科目も充実しており、実験を行いながら生命科学に対する知識や理解を深めていきます。
大学での教育・研究を通して目指しているのは、知識を正しく身につけ応用できる学生の育成です。
ここまで、近畿大学理工学部生命科学科の研究について紹介してきましたが、近畿大学理工学部生命科学科にはどのような特色があるのでしょうか?
ここからは、「バイオテクノロジーの最先端技術」「充実した内容で学び、幅広い分野で卒業後に活躍」「生命科学に関わる資格を習得」、この3つのポイントから特色についてご紹介をしていきます。
充実したキャンパスライフで、着実に力をつけていける学科ですよ。
近畿大学理工学部生命科学科の特色は、なんと言ってもバイオテクノロジーの最先端技術を学べること。
遺伝子異常の種類などを学ぶ「ゲノム解析」の講義、〇〇の講義などを通じて、環境から生命倫理まで、幅広い内容を総合的に学び、研究を進めていきます。
卒業研究では、科学的分析力や考察力を身につけながら探究を進めていきます。
講義を行う教員は、人間の生命について深い造詣があります。
教員たちの半数以上は、医学・薬学についてたしかな教育・研究を行なってきたため、充実した医学・薬学系の講義を受講することができるのも特色のひとつです。
生命科学は、企業のなかで広がりつつある分野であり、卒業生はさまざまな業界で活躍をしています。
製薬・化粧品などの製造業で働く人も目立ちますが、環境・医療・情報通信系などに勤める人も少なくありません。
また大学院へ進学する学生は全体の30%ほどです。
学問を深く学んでいく学生も多く、さまざまな進路を選ぶことができます。
将来に悩む学生にとって、多様な道を歩む先輩の姿から安心を感じるかもしれません。
就職し学んだことを生かす道・学問を追求していく道・新しく一から考え直す道など、卒業後はさまざまな進路を選ぶことができます。
また、近畿大学理工学部生命科学科では生命科学に関連した、さまざまな資格取得を応援していることも特色として挙げられます。
単位修得で「食品衛生管理者」の資格を取ることができ、「バイオ技術者資格試験」の対策も行なっていますよ。
また、大学院課程では「認定遺伝カウンセラー」を養成するための専門コースを備えており、遺伝医療の専門家を目指し研究を続けられることも特色です。
理工系や生命科学科の分野を研究したいと思っている女子学生にとっては、進路を選ぶのにも悩みがつきないことが少なくありません。
中には、未だ理工分野で活躍する女性を目にすることも少ないため、将来への不安で他の学問の研究を目指す人も出てきています。
そんな方を応援するのが「リコチャレ」です。
これから「リコチャレってなんなのだろうか?」「近畿大学はリコチャレの応援団体」の2つのポイントからご紹介をしていきます。
では、「リコチャレ」とは何のことを指すのでしょうか?
「リコチャレ」とは、理工系分野に興味がある女子学生を対象とした、「理工」分野の「チャレンジ」(進路選択)を応援する取り組みです。
内閣府男女共同参画局が中心となって「リコチャレ」を行なっています。
女性が少ない理工分野だと、学校・学部選択・キャリア形成・研究についての悩みなど、さまざまな不安がつきものかと思います。
「卒業したあと、結婚後もずっと研究ができるのだろうか…?」と悩む女子学生も少なくありません。
とくにしっかりと将来を考える学生にとっては、無視できない問題でしょう。
リコチャレでは、現在理工系の分野で活躍を続けている女性の話を載せ、さまざまなイベントなども行なっています。
いろいろな意見を聞き、不安をひとつひとつ解消してみてはいかがでしょうか。
近畿大学は、「リコチャレ」の趣旨に賛同する団体のひとつであるため、理工系を選択する女子学生にとって心強い味方になるでしょう。
また、理工学部のある東大阪キャンパスは、女子学生の割合が30パーセントを越えているのも安心できるポイントです。
学生同士で研究・キャリアの悩み事を打ち明け、相談することもできます。
キャリアセンターでは、学生ごとに合わせた進路指導の相談にものっているため、キャリアに悩んだときは相談してみてはいかがでしょうか。
このように近畿大学理工学部には、理工系の学部へ進学したいと考えているものの、そう簡単に決心がつかないという女子学生を支援するための仕組みが整っていますよ。
今回は近畿大学理工学部生命科学科についてご紹介をしました。
ヒトゲノムを中心として研究できる学科であり、最先端の技術に触れることができます。
また、近畿大学は「リコチャレ」に参加している大学でもあるので、理工分野を志す女子学生でも安心です。
近畿大学理工学部生命科学科では着実に力をつけ、社会で活躍できる人材の輩出を目指しているため、近畿大学理工学部生命科学科に興味のある方は一度訪れてみてはいかがでしょうか?