東大阪市にある近畿大学短期大学部は、商学・経営学・経済学を学ぶことができる学校です。
近畿大学短期大学部では2年間という短い時間の中でも、しっかりと社会で活躍できる人材を育成することに力を入れています。
他の大学にはない近畿大学短期大学部の特色や、何を学ぶことができるのか、4年生大学への編入学ができるのかについても詳しくご紹介していきます。
近畿大学短期大学部に入学を考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
近畿大学短期大学部の特色は、入学前から入学後、さらには編入学する学生に対しても手厚いサポートを受けられることです。
なかでも受講時間自由選択制は他の大学には珍しく、学生が無理なく学習を進められる嬉しい特色となっています。
他にも、2年間という短期間でビジネスに必要な知識を学ぶことができ、就職のサポートもしてもらえることなど学生のことを考えられた特色がたくさんあります。
受講時間自由選択制や就職サポートなど、それぞれの特色について具体的に見てみましょう。
受講時間自由選択制とは、学生が自分の生活に合わせた時間割を組める仕組みになっています。
近畿大学短期大学部には、働きながらキャリアアップを目指し学習している学生や、クラブ活動に勤しむ学生も多いためです。
学業だけではなく、クラブ活動やアルバイトの時間も確保できるように受講時間自由選択制が導入されました。
講義時間は、月曜日~金曜日の3〜5限と5〜7限の時間帯に同一科目を開講しています。
早い講義は13時15分から、遅い講義は21時35分までと幅広い時間帯の中から自由に時間割を組むことができます。
夜遅くまで開講しているので、忙しい毎日を過ごす学生でもそれぞれに合った時間を選べますね。
近畿大学短期大学部では、少人数制教育を取り入れることで2年間という短期間で経営学の基礎から応用までを徹底的に学びます。
少人数制なので、自分のペースに合わせた学習ができ、質問などもしやすいので疑問点をすぐに解決できるという利点があります。
さらに、情報管理、秘書、英語コミュニケーションの3つのコースから選択できるのでそれぞれが必要な知識を学ぶこともできます。
卒業後の進路に合わせて、学習したい内容を選ぶことができるのは効率的ですね。
近畿大学短期大学部では、目的の違う学生たちを多く受け入れています。
それぞれがしっかりと学ぶことができるよう、個々のニーズに合った教育を行っています。
2年間という期間の中で、就職活動ができるのか心配になる方もいるかもしれません。
しかし、そんな心配もする必要がないくらい、就職へのサポート体制は抜群です。
学生たちの主な卒業後の進路としては、4年制大学への編入学や公務員、民間企業への就職などがあります。
入学前手続きを行った学生に向けて「リメディアル教育」という、高校までに学習する英語を再度見直し、基礎を固めます。
このリメディアル教育によって、入学後に学習についていけなくなるようなことがないように対策をしてもらえます。
入学後も「基礎学習講座」で学習の基礎固めたり「実践 IT 講座」では 、ビジネスで活かせるようなITスキルの向上を目指したりします。
それぞれのレベルに合わせた学習を目指しているため、自分自身で学習内容を選択できます。
また、教職課程や司書課程が別途設けられているだけではなく、簿記検定・パソコン関連の資格取得対策の課外講座を開講しています。
このように、就職やキャリアアップに役立つ資格取得を目指す生徒のサポート体制が抜群となっています。
学習面では基礎から応用までを学ぶことができ、資格取得のサポートもしてもらえるので、就職の際にも役に立つことでしょう。
近畿大学短期大学部の2年間で学ぶことを、1年次と2年次にわけて見ていきましょう。
1年次は、主に社会に出てから必要な、基礎教養を学ぶ期間となります。
共通教養科目である、歴史や法律などを学ぶことで基礎的な知識を身に付けます。
外国語科目では、英語の基礎を学び2年次で応用ができる準備をします。
基礎演習では、近畿大学の理解を深め、レポート作成を学んだり、2年間の学習後に就職を希望する学生は履歴書の作成や面接の練習を行ったりします。
これらに加えて、1年次から経営学や商学などの専門的科目も受講できます。
1年次に学んだ基礎を活かし、実践を交えながら専門科目をさらに追及していきます。
社会で活かせる、専門的な知識を学ぶことのできる科目が揃っています。
2年次には、少人数にわかれた演習も行います。
1つのテーマについて、考え、調べ、発表して意見を言い合います。
個々の進路希望に基づいたテーマを選択することができ、教員に進路の相談をしながら進めることができます。
近畿大学短期大学部を卒業後は就職する学生も多いですが、希望者は4年制大学への編入学もできます。
なんと希望者のほぼ全員が、近畿大学や国立大学への編入学を果たしています。
近畿大学の経営学部・経済学部・法学部・文芸学部・総合社会学部に編入学すると、短期大学部で修得した単位が大学卒業のための単位として認定されることも大きなポイントです。
編入学できたのは良いものの、4年制大学を卒業できなければ意味がないので単位認定をしてもらえることは重要なことですよね。
1年次から編入学を希望している学生は、入学時から手厚いサポートを受けられます。
編入学を希望する学生に対して、入学直後のオリエンテーションから編入学についての説明を行っています。
さらに 1年次には4・7・11月、2年次には4・5・6・7月と定期的に編入学ガイダンスを行います。
編入学試験の選考方法は各大学や学部によって異なりますが、外国語・専門科目に関する基礎テスト、面接などが基本となっています。
それぞれの科目の編入学試験へ向けた編入学対策講座も開講しているので、学習面でも心配はいりません。
直前には夏季集中講座により、編入学への対策をさらに高めます。
1年次から2年次までの2年間の間に、3回の進路希望調査があるだけではなく、その都度教員に相談もできるので、迷っている学生でも慎重に進路について考えられます。
近畿大学短期大学部には様々な目的を持った学生が入学するため、それぞれに合った学習方法を取り入れているという特色があることがわかりました。
受講時間自由選択制により生活スタイルに合わせた学習ができたり、少人数制教育とコース選択により自分の学びたい内容を選択できたり、編入学や就職などの手厚いサポートが受けられたりと、学生を支援する体制が整っています。
2年間という短期間でも無理なく学習を進められるようなカリキュラムが組まれているので、安心して学ぶことができますね。
編入学の際も、入学直後からガイダンスや試験対策などの手厚いサポートがあるので希望者のほとんどが近畿大学や国立大学などへの編入学を果たしています。