騒音の苦情を言われたら。一人暮らしの大学生がやるべき対処法
一人暮らしを始めたばかりの頃は、自分の生活音がどこまで周囲に響いているのか、なかなか実感が持てないものです。
この記事では、騒音の苦情を受けた時の対処法から、苦情の放置リスク、さらには騒音トラブルを防ぐ物件選びまで解説していきます。
騒音の苦情を言われた!
まずやるべき3つの対応
23時を過ぎた頃、管理会社の方から「隣の部屋から、話し声がうるさいという相談が届いています」と連絡が来ました。
酔っぱらって楽しくなっていたとはいえ、苦情になるほどの声量だとは思っていなかったので、正直驚きました。
管理会社や大家さんから苦情の連絡を受けると、驚きや反発、申し訳なさが浮かんできますよね…。
また、共有スペースで他の居住者に遭遇した時のことを考えて、気まずさを感じる方も多いのではないでしょうか。
騒音の苦情を受けた場合は、まず落ち着いて以下の3つのステップに沿って対応してください。
①感情的にならず、状況を確認する
騒音の苦情を受けた際、感情的な反応は状況をこじらせる原因になります。もし、友人との会話や物音に心当たりがあるなら、素直に受け止める姿勢が重要です。
その一方で、騒音に心当たりが全くない場合は、他の部屋の音が誤解されている可能性もあります。
まずは冷静に、いつ・どのような音が苦情の対象になったのかを確認してください。事実を整理することから始めましょう。
②管理会社・大家へ速やかに連絡し、謝罪する
状況を確認したら、できるだけ早く管理会社や大家さんへ連絡を入れてください。
連絡が遅れると「反省していない」という印象を与えてしまう恐れがあるため、迅速な対応が大切です。
また、謝罪の際は、次の3点を伝えると誠意が伝わります。
- 苦情を受け止めていること
- 今後どのように改善するか
- 改めて連絡する意思があること
※苦情を出した相手(隣室の住人など)に直接謝罪へ行くのは避けてください!
相手を特定して接触すると、かえって関係が悪化する場合があります。基本的に謝罪や説明は、管理会社や大家さんを通して行いましょう
③生活音や友人の出入りを見直す
実際に生活音や友人の出入りを見直すことも必要です。特に、次のような生活音は苦情の対象になる傾向があります。
- 夜間の洗濯機やドライヤーの音
- テレビや音楽の音量
- 友人との話し声や笑い声
- 部屋を移動するときの足音
例えば、入浴時の物音も見落としがちなポイントの一つです。詳しくは、以下の記事もあわせてご確認ください。
友人が騒音の原因に
なっている時の対処法
そのせいか、管理会社から一度話し声について注意を受けたことがあります。その時は友人にも「静かにしてね」と軽く伝えました。
しかし、注意を受けた後も友人たちの意識はあまり変わらず、集まる回数もそれまでと同じくらいでした。
数週間後、再び管理会社から連絡があり、「改善が見られない」と言われてしまいました。しかし、友人との関係が悪くならないか心配で、強めに注意する勇気も出ません…。
仲の良い友人に対して、面と向かって注意するのは、気が引けますよね…。関係が気まずくなるのを避けたくて、つい後回しにしてしまう気持ちもよく分かります。
ですが、自分一人で気をつけていても、周りの協力がなければ状況は変わりにくいです。
ここでは、友人の出入りに関して気をつけたいポイントを見ていきましょう。
友人にもきちんと事情を伝える
友人の出入りに関する騒音の注意を受けた際、自分だけが反省するのは解決策として不十分です。友人自身が状況の深刻さを理解していない限り、状況の改善には限度があります。
管理会社や大家さんから注意を受けた事実を、友人にも伝え、話す声の大きさや来訪する時間帯について、具体的なルールを一緒に決める必要があります。
友人に対して注意をすることで、関係が気まずくならないか不安に感じるのは分かります。しかし、行動を後回しにして不利になるのは自分自身です。
まずは勇気を出して、友人の理解が得られるように丁寧に説明することから始めてみましょう。
大人数・深夜の来客はリスクが高い
友人の出入りの中でも、次の2パターンは特に苦情につながりやすい要素です!
- 3人以上が同時に集まる場合
- 22時以降に来訪・在室している場合
大人数になるほど、話し声や物音は自然と大きくなります。また、深夜の時間帯は周囲の生活音が少ないため、普段より音が響きやすい状況にあります。
そのため、来客の人数や時間には、周囲への配慮が必要不可欠です。
苦情を放置するのはNG!
強退去に繋がるケースも
ただ、その時はあまり深刻に受け止めておらず、特に対策もせずに過ごしていました。
数週間後、同じ内容の苦情が再び管理会社に届き、今度は「改善が見られなければ、契約の更新をお断りする場合があります」という連絡を受けてしまいました。
「1回注意されただけだから、まだ大丈夫だろう」という油断が積み重なると、思いのほか大きな結果につながる場合があります。
ここでは、苦情を放置した場合にどのようなリスクがあるのか、確認していきましょう。
改善しないと契約解除・強制退去に
発展することも!
苦情を受けても状況に改善が見られなければ、大家との間で「信頼関係が破綻している」と判断されることがあります。
信頼関係の破綻とは、簡単に言うと、賃貸契約を続けるうえでの前提となる信頼が損なわれた状態のことです。
苦情を放置した場合に起こり得ることを整理すると、次のようになります。
- 同じ内容の苦情が繰り返し届き、大家さんからの信頼が下がる
- 契約更新のタイミングで更新を断られる可能性がある
- 改善が見られない場合、契約解除や強制退去を求められることがある
- 内容証明郵便(郵便局が送付内容を証明してくれる郵便)での通知に発展することも
賃貸借契約書には、迷惑行為があった場合に契約を解除できる旨が記載されていることがあります。もちろん、1回の苦情だけで即座に強制退去となるわけではありません。
ですが、同じ苦情が繰り返されたり、改善する姿勢が見られなかったりすると、大家さんとしても厳しい対応を検討せざるを得なくなります…。
だからこそ、早い段階できちんと対応しておくことが大切です!
なんで騒音の苦情が入ると
大家さんに注意されるの?
アパートの大家には、入居者全員が安心して暮らせる環境を提供する義務があります。そのため、1人の入居者による騒音が続くと、他の入居者が退去してしまうリスクが生じます。
また、苦情の対応を進める際には、「受忍限度」という考え方が用いられることがあります。これは、社会生活を送るうえで、ある程度は我慢すべきとされる範囲のことです。
この受忍限度を超えていると判断されると、大家さんの対応もより厳格になりやすいです。
騒音トラブル回避に
おすすめの物件と防音対策
これから物件を探す方や、今の住まいでの騒音トラブルが気になっている方に向けて、防音性の高い物件の特徴と、日常生活の中で取り入れられるコツをまとめました。
騒音対策におすすめの物件の特徴4選!
- 構造がRC造(鉄筋コンクリート造):木造や軽量鉄骨造に比べて、音が響きにくい傾向がある
- 角部屋・最上階:隣接する部屋が少ないほど、生活音のやり取りも少なくなる
- 二重サッシ・防音窓:窓からの音の出入りを抑えやすくなる
- 部屋同士が隣接していない:収納や水回りが隣室との境にあるなど、部屋同士が直接接していない構造だと、音が伝わりにくい
なお、内見の際に壁を軽く叩いてみるのも一つの方法です。
音が重く沈むように響けばコンクリートなど密度の高い材質、軽く響けば石膏ボードなど音を通しやすい材質である可能性があります。
日常生活の中でできる防音対策
物件の構造だけでなく、日々のちょっとした工夫でも、音の伝わり方は変わってきます。ここでは、実際の生活で取り入れやすいコツを紹介します。
- 床には、防音効果のあるラグやジョイントマットを敷く
- テレビやスピーカーは、壁に直接接触させず、少し離して設置する
- 深夜・早朝は、スマートフォンでの通話や動画視聴時にイヤホンを使う
- 家具は、隣室と接する壁側にできるだけ配置する
- 窓を開けたまま会話や音楽を流すのは避け、換気は短時間で済ませる
また、防音グッズや家具の配置を工夫すれば、生活音を抑えられる場合もあります。
自分でできる防音対策を知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
まとめ
ここまで、アパートで騒音の苦情を言われたときの対処法から、放置した場合のリスク、そして今日からできる予防策まで、順を追って解説してきました。
・友人の出入りが原因なら、友人にも事情を伝え、人数や時間帯のルールを作る
・苦情を放置すると、契約更新の拒否や強制退去につながるリスクがある
・矢巾でアパートを探すならどこが良い?内見のチェックポイントをご紹介
・ラグを敷く、イヤホンを使うなど、費用をかけずにできる防音対策を試す
迷惑をかけたくて騒音を起こしている人はいません。生活をしているうえで、音漏れや、話し声が大きくなってしまう経験は誰だってあります。
そのため、苦情を受けたからと言って落ち込みすぎず、丁寧に対応していく姿勢が大切です。
南光不動産では、近畿大学周辺で防音性に配慮した物件も多数ご紹介しています。「今の部屋の防音性が気になる」「引っ越しを考えている」という方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。


