近畿大学の理工学部で、対話AI型のオンライン授業をおこなえるシステムがデビューしました。
新型コロナウイルス感染症拡大予防対策としてはもちろん、今後の教育のかたちにも影響を与えると言われている画期的なシステムの概要を見ていきたいと思います。
近畿大学のオンライン授業で注目が集まる新システムとは何か?
新型コロナウイルス感染症拡大予防対策として、2020年は、多くの大学や教育機関などで、オンライン授業やオンラインでのさまざまな取り組みが積極的におこなわれています。
欧米の先進国と比べても、まだまだ日本にはオンライン授業の環境が整いきっていないと言われていますが、近畿大学では、常に先進的な取り組みが続けられてきました。
そして、2020年9月から近畿大学の理工学部で導入がはじまったのが、自動会話プログラムを活用したオンライン授業。
使われているのは、メッセージプラットフォームのSlack(スラック)に連携させた、対話型AIによる新システムです。
Virtual TA(バーチャル・ティーチングアシスタント)を使ったこの試みは、学生の授業をサポートする目的だけではなく、対話システムの構築をもとに最新のAI技術やWeb事情を学ぶという取り組みのひとつ。
Slack上のバーチャルTAのチャットボットアカウントに、学生がダイレクトに質問し、回答が得られるという仕組みです。
チャットボットとの対話が可能なのは、24時間。
得た回答が不十分であった場合などは、バーチャルTAから教員へ連絡が行き、後日詳細な回答が得られるというシステムになっています。
これからの教育のあり方が変わる!?バーチャルTAとは何か?
そもそも、この新システムに使われているVirtual TA(バーチャル・ティーチングアシスタント)というのは、大学院生が収入を得ながら、授業や実験などのサポートをおこなう取り組みである「TA」(ティーチングアシスタント)の仮想版。
近畿大学では、これまでにも、学生が教員やTAにチャットツールなどを通して質問ができるシステムを整えていました。
しかし、新型コロナウイルス感染症拡大予防対策としてオンライン授業の比率が拡大。
オンライン授業では学生がリアルな授業よりも積極的に質問を交わすようになる傾向と相まって、教師側の負担が増えたことなどが、この新システム構築への後押しとなりました。
今後は、実際の利用を通した対話モデル改善への取り組みはもちろん、バーチャルTAを利用することによって生まれる質疑応答の効率化や円滑化への貢献も注目されています。
おすすめ|近畿大学生お勧めの賃貸物件特集です!
/*/////////////触らない///////////////*/?>/*///■アイキャッチ用■///*/?>/*///■タイトル■///*/?>/*///■デフォルト黒文字用■///*/?>/*///■太文字+マーカー■///*/?>/*///■各コンテンツのDIV■///*/?>/*///■テキストリンク■///*/?>/*///■ボタン用■///*/?>