要チェック!一人暮らしの部屋探し 内見時のポイントその1:防音性
一人暮らしの部屋探しをするさい、特に重要視してほしいポイントの一つが「防音性」です。
実家暮らしの時は気にも留めなかった他人の生活音などが、入居後トラブルになる事もあるんです。
また逆に、自分の生活音が他の部屋に漏れてしまうのも嫌ですよね。
そこで今回、一人暮らしの部屋探しで内見時に防音性をチェックする方法をご紹介します。
一人暮らしの部屋探しの内見①:防音性の高い部屋とは
そもそも防音性の高い部屋に共通点はあるのでしょうか。
音は空気や物件の構造内部を通って伝わるので、防音性の違いは建築構造の違いともいえます。
一般的に集合住宅の建築構造は
・木造
・鉄骨
・鉄筋コンクリート(RC造・SRC造)
の3つに分類されます。
この中で最も防音性が高いのは「鉄筋コンクリート」です。
鉄筋コンクリート造りの物件は、何本もの鉄の棒で作った骨組みにコンクリートを流し込んでいるので、壁の密度が高く音が伝わりにくい特徴があります。
逆に一番防音性が低いのが「木造」です。
木造建築のメリットとして通気性の良い事があげられますが、同じように音も良く通してしまうんです。
木造の物件は隣人の話し声や、携帯のバイブレーションの音まで聞こえるという物件まであるので注意しましょう。
一人暮らしの部屋探しの内見②:軽量鉄骨には注意
軽量鉄骨造の物件は、支柱が鉄骨で組まれそれ以外の部分は木造で造られている事が多い特徴があります。
木造の場合木が振動を吸収しますが、軽量鉄骨の場合は振動を吸収せずそのまま直下してしまうんです。
そのため上階から下階への音の響き方は木造以上で、特に上階の人の歩く足音には覚悟しなくてはなりません。
一人暮らしの部屋探しの内見③:内見時のポイント
気になる物件を見つけたら、実際に内見に行きますよね。
生活音や外の騒音は曜日や時間帯によっても違うので、自分がいつも部屋に居るであろう時間や曜日に内見をするのがポイントです。
隣部屋・上下階にはどのような人が住んでいるかも、不動産に聞いておきましょう。
他にも防音性を確かめるには、物件の建築構造だけではなく確認するポイントがあるんです。
部屋の内見時に
・部屋の壁を叩いてみる
・壁に耳を当てて、音が聞こえないか確かめる
などをしてみましょう。
壁は部屋の一部だけではなく部屋の四方を叩き、空洞がどれぐらいあるか確かめます。
音が軽く裏側に響くような音がしたら、防音性が低い可能性があります。
また隣部屋がある壁に耳を当てて音が聞こえたら、防音性の低い物件なので注意が必要です。
まとめ
いかがでしたか?
快適な生活をするうえで大切なポイントの「防音性」。
防音性が低いと他人の生活音にストレスを感じるばかりか、逆に自分の生活音が他人の迷惑になる事も。
一人暮らしの部屋探しは、建築構造の確認と共に内見時にしっかりと壁を確かめて防音性の高い部屋を選びましょう。
弊社では、防音性の高い物件を多数取り扱っています。
引っ越しのさいは、ぜひお気軽にご相談くださいませ。