毎日使う布団は清潔な状態を保ちたい反面、賃貸の家ではベランダが狭く、干すスペースがないとお困りの方も多いのではないでしょうか。
また、屋外で干すと壁の汚れや花粉が気になりますが、近年ではさまざまな便利グッズが販売されています。
今回は賃貸物件をお探しの方やお住まいの方に向けて、賃貸で布団を干したいときの布団干しの選び方についてご紹介します。
賃貸物件の布団干しの選び方1「使う場所によって変える」
布団を干したい場所によって、布団干しの選び方は大きく変わります。
庭やベランダなど屋外スペースで布団干しを使いたい場合は、屋外に置いたままにするなら、雨風や汚れに強くさびにくいものを選ぶと良いでしょう。
ステンレスはさびにくく丈夫なため、屋外での布団干しにぴったりです。
しかし、マンションの1階や賃貸戸建てで庭がついている場合はスペースを広く使えますが、マンションのベランダの場合、布団干しに使えるスペースが狭いことも多々あります。
なるべくコンパクトに布団干しを使いたい場合、A型スタンドタイプがおすすめです。
広げたときだけでなく、たたんだときもスリムなため、収納スペースをあまりとれない方でもお使いいただけます。
広さのあるベランダなら、A型よりもたくさん干せて安定する、X型スタンドタイプや扇型の布団干しが良いでしょう。
また、ベランダの壁にそのまま布団を干す方で壁の汚れがつかないか心配な場合、布団干し汚れ防止シートで簡単に保護できます。
布団の上にかけるタイプの保護シートもあるため、気になる点によって使い分けましょう。
そして室内で干したい場合、機能や大きさだけでなく、部屋のデザインや間取りになじむかも合わせて考える必要があります。
寝室と干す部屋が分かれている場合、キャスター付きの布団干しならば簡単に移動できるため、とても便利です。
また、すのこベッドに布団干しの機能がついているものもあり、布団をベッドに敷いたまま使えるため、毎日気軽に布団を干せます。
賃貸物件の布団干しの選び方2「布団の枚数によって変える」
一度に干したい布団の枚数によっても、布団干しの選び方は変わってきます。
一人暮らしで1枚や2枚干せれば十分な方は、A型スタンドタイプやX型スタンドタイプならコンパクトに布団を干せます。
X型であれば、通常の洗濯物なども合わせて干せるため、一度の洗濯量が多い人には使いやすいです。
一方で、干したときの通気性を重要視したい方は、ダブルバー付きの布団干しを選びましょう。
布団を干すとどうしても内側が乾きにくくなってしまいますが、ダブルバーがついていれば布団の間に隙間をつくり、通気性をよくしてくれます。
そして家族の布団を一度に干したい場合は、扇型や突っ張り棒タイプの布団干しがおすすめです。
たたんで移動させたい方は扇型、安定力を求める方は突っ張り棒タイプと、好みに合わせて選んでください。