賃貸物件における審査と借金の関係について解説します!
賃貸物件へ居住するにあたっては、賃貸契約を結ぶための審査がおこなわれます。
借金があると、そのせいで審査に通らないのではないかと不安に感じてしまいますよね。
そこで、この記事では賃貸物件における審査と借金の関係について解説します。
審査基準はどのようなものか、審査に落ちるのはどのようなケースかに触れて説明するので、ぜひ参考にしてください。
賃貸物件における審査と借金の関係~審査の基準について~
結論から言うと、借金が理由で審査に落ちる可能性は低いです。
しかしながら、審査の基準となるのは安定した収入があるかどうかなので、借金をしているうえに安定的な収入が得られていなければ、審査に落ちる可能性があります。
また、借金をしていると入居審査を実施する家賃保証会社によっては、審査に通りにくくなるケースもあるので注意が必要です。
とくに、信販系の家賃保証会社は金融機関が運営していることが多いので、借金についての情報がわかってしまいます。
審査の通りやすさを考えるのであれば、LICC系か独立系を選びましょう。
LICC系は企業間で家賃の滞納や申し込み内容の共有をおこなってはいますが、借金に関する情報は含んでいません。
借金を抱えている方にとっては、信販系よりもLICC系のほうが審査に通りやすいと言えます。
そして、独立系の家賃保証会社はもっとも審査がやさしいです。
借金は審査基準に含まれないので、安定した収入さえあれば審査に通りやすいでしょう。
賃貸物件における審査と借金の関係~落ちる人の特徴~
審査に落ちる人の特徴としては、まず無職であるケースが挙げられます。
無職だと家賃を支払う能力がないと判断され、ほとんどの場合で審査に通りません。
フリーランスや自営業など、収入が不安定な職に就いている場合も同様に、審査に落ちやすい傾向があります。
ただし、現在無職だとしても、就職先の内定通知書の写しを提出すれば、審査に通ることもあります。
次に、クレジットカードなどの滞納歴があるケースです。
信販系の保証会社を利用する場合は、滞納歴があると家賃の支払い能力がないと判断されてしまいます。
家賃やクレジットカード、携帯代、キャッシング、奨学金などは支払いが遅れると滞納歴がつく場合があります。
5年から7年以内に自己破産しているケースは、ほとんどの保証会社で審査に落ちると言ってよいでしょう。
ただ、自己破産の記録は5年から7年で信用機関のデータベースから消されるので、削除後であれば通常どおり審査に通ります。