寒い外から帰宅した際には、あたたかいお風呂に入りたいですよね。
しかし賃貸物件の浴室は寒くて、お風呂に入るのが億劫になりませんか?
夏場には気にならなかったお風呂の寒さ…どうにかしたいですよね!
そこで今回は、近畿大学在学中の学生に向けて、賃貸物件の浴室でできる寒さ対策についてご紹介します。
簡単にできることですから、ぜひ実践して、冷えた体をお風呂であたためましょう!
賃貸物件のお風呂でできる寒さ対策1:寒くなる原因を知ろう!
お風呂が寒くなる原因としてまず考えられるのは、「窓の隙間」と「換気扇」です。
小さな窓がついている浴室は、窓の隙間から外の冷たい空気が入り込むだけでなく、お風呂のお湯であたたまった空気も外へ逃がしてしまいます。
またあたたかい空気が冷たいガラスに触れることで、一気に低くなった空気が下におりてくる「コールドドラフト」と呼ばれる現象も原因のひとつです。
湯気であたたまった空気は窓ガラスに触れて冷たい空気となり、下におりてきた後は、冷気が床を這うように浴室に広がっていきます。
「湯船からでた瞬間に体が冷えた」といった経験をお持ちの方は、このコールドドラフト現象のせいかもしれませんね。
さらに賃貸物件に住んでいる人のなかには、「換気扇をつけっぱなしにしている」という方も多いでしょう。
確かに賃貸物件の浴室は湿気がこもりやすいため、換気扇を使わないとカビの原因になりますよね。
しかしあたたかくなった浴室の空気が外へ逃げてしまいますから、お風呂に入るときには換気扇を止めて入ることも寒さ対策のひとつですよ。
賃貸物件のお風呂でできる寒さ対策2:浴室をあたたかくする方法は?
ではどうすればあたたかい空気が外へ逃げないのでしょうか。
簡単にできるおすすめの方法をいくつかご紹介しますので、ぜひ試してみてください
浴室の寒さ対策
●断熱シートや窓用のボードを貼る
●床シートを貼る
●「すのこ」を敷く
●熱いお湯でお風呂掃除をする
●入浴前に浴室をあたためる
●シャワーを使って浴槽にお湯を入れる
賃貸物件は原状回復しなければなりませんから、大掛かりな工事はもちろんのこと、傷や汚れが残るような寒さ対策はできません。
そこで窓用の断熱シートをガラスに貼ったり、窓枠に合わせてカットできるボードを窓にふたをするようにはめ込んだりと、市販のグッズを使って、浴室内のあたたかい空気が逃げない工夫をしましょう。
また浴槽にお湯を入れるときは、高い位置から浴槽に向かってシャワーを出すと、浴室全体があたたかくなるのでおすすめですよ!