近畿大学では、令和2年の7月3日に起こった大雨による災害の被害にあった在学生の方を対象として、貸与奨学金の緊急採用や応急採用が開始されています。
奨学金の種類によっては申込する際の資格などが変わってくるので、自分に該当する奨学金があるかどうか確認してみてください。
近畿大学災害特別奨学金と近畿大学応急奨学金に加えて、日本学生支援機構でおこなわれている緊急・応急採用についての概要を紹介していきます。
災害の被害にあった在学生の方を対象とする「特別奨学金」
本来の奨学金は、近畿大学に在学しており経済的理由によって修学の難しい学生を対象としています。
今回の近畿大学災害特別奨学金と、近畿大学応急奨学金は、大雨による災害等で家計が急変されたことによって、奨学金を希望したい方を対象としています。
まず、近畿大学災害特別奨学金は、在学生の方で、5年以内に災害に遭った方で「り災証明書」の発行がされており、経済的な理由によって修学が困難となっている人が対象者とされています。
一方、近畿大学応急奨学金は、在学生の方で家計支持者の失職や破産、会社の倒産や離別、もしくは病気や死亡などの理由によって家計が急変したことで、学業を継続することが困難となった方が対象となっています。
どちらの奨学金も、年額で600,000円を貸与してくれる奨学金で、貸与機関は1年度限りとなっています。
返還の時期は卒業後となっており、毎年12月に一定金額を返還していくことになりますが、返還年数自体は借りた総額によって変わってきます。
日本学生支援機構で行っている緊急・応急奨学金について
日本学生支援機構では、主となっている家計支持者が失職や破産、事故や病気、死亡となったか、もしくは火災や風水害といった災害によって家計が急変したことで、緊急で奨学金が必要となった方が対象者となっています。
家計が急変した事由が発生して12カ月以内の期間であれば、随時申し込むことができます。
ただし、休学中や留学中、成績不振が原因による留年中の方は申込することができませんので気を付けてください。
緊急採用の場合は第一種奨学金、応急採用の場合は第二種奨学金が貸与されます。
まとめ
今回のような災害が起こった場合、家計が急変し、修学することが困難になってしまうケースがあります。
そのような状況に直面している学生さんのために、緊急の奨学金が採用できるようになっていますので、お困りの方は自分が対象となるのかご確認することをおすすめします。
これらの奨学金に申し込みを希望される場合は、在籍しているキャンパスの奨学金担当窓口に相談、または問い合わせをしてみてください。
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