賃貸物件への入居を希望し契約を交わす際には、入居審査が必要です。
入居審査に落ちることもあるため、入居審査とはどのような審査なのか気になりますよね。
この記事では、入居審査とはどのような審査なのか、どれくらいの日数がかかるのかなどについて解説します。
学生が賃貸物件を借りるケースについてもご紹介しますので、しっかり理解しておきましょう。
入居審査とは?審査にかかる日数や審査内容について
入居審査とは、その名のとおり入居者としてふさわしい人物かどうかを判断する審査のことです。
不動産会社ではなく、大家さんが入居申込書の内容を確認したうえでおこないます。
入居審査にかかる日数は、3〜10日と幅があります。
入居申込書に不備があったり、確認事項が多かったりすると、審査結果が出るまでに日数がかかることがあるようです。
入居審査では、一般的に「年収」、「職業」、「連帯保証人」、「人柄」について重点的に審査されます。
もっとも重要なのは、やはり「年収」です。
毎月の家賃を滞納することなく支払える能力があるかどうかが、入居審査では大きなポイントになります。
「職業」は、どんな職種なのか、どのような雇用形態なのかということが審査基準になります。
どんなに年収が高く支払い能力があっても、大家さんが気に入らない職種であった場合は、審査に落ちることもあります。
雇用形態では、安定した収入が見込める「正社員」がもっとも審査に通過しやすく、「無職・生活保護受給者」は、審査に落ちるケースが高くなるようです。
「連帯保証人」は、契約者が家賃の支払いができなくなったときに代わりに支払う義務があり、その責任が重いため、年収などが審査されます。
「人柄」についても、入居審査の際にしっかり審査されることが増えています。
態度が横柄で威圧的だったり、時間にルーズだったり、服装があまりにだらしなかったりすると、入居後に近隣トラブルを発生させる可能性が高いと判断され、入居審査で落ちることもあります。
入居審査とは?学生は審査に落ちるケースが多いの?
入居審査で審査される項目について説明しましたが、年収がもっとも重要だということがわかりました。
それでは収入のない学生の場合は、どのように入居審査されるのでしょうか?
収入も職業も持たない学生が入居審査に通るためには、親権者である親が入居申込の契約者となるか、もしくは親権者が連帯保証人となるかのいずれかが必要になります。
学生の場合は、友人や知人が連帯保証人だと、審査に落ちる可能性が高くなります。
学生の親権者が連帯保証人の場合でも、連帯保証人の収入状況などによっては入居審査に落ちることもあります。
大家さん側としては、収入のない学生と契約する際は、しっかりとした支払い能力と責任感のある親が連帯保証人となることで、安心して学生に部屋を貸すことができるのです。
まとめ
賃貸物件に入居する際は、入居審査が必要です。
学生が入居審査に通過するためには、親権者である親に契約者となってもらうか、連帯保証人になってもらうことが必須であることを理解しておきましょう。
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