一人暮らしで引っ越しの挨拶を「する」べき?「しない」べき?
しかし、一人暮らしのために引っ越した場合、挨拶に行くかどうか悩む方が増えているようです。
特に女性の一人暮らしでは、防犯の面からも、なおさら悩ましいでしょう。
今回は、引っ越しの挨拶のポイントや、行くかどうかの考え方についてご紹介します。
一人暮らしなら引っ越しの挨拶はどんなふうにする?
引っ越しの挨拶は、アパートであれば隣と上下の4部屋に対して行うのが一般的です。
生活音が響く範囲で、日常生活でも実際に顔を合わせやすい近隣住民に挨拶しておけば、信頼関係を築きやすく後々のクレームにもつながりにくい、というわけですね。
そのため、管理人や大家が近くに住んでおられるなら、これからお世話になる人々なので挨拶した方が良いでしょう。
挨拶は引っ越しをする日の午前9時以降で、お昼時と夕方以降を避けて行きます。
このとき、500円から1,000円程度の手土産も持参します。
最近ではタオルやお茶、日持ちするお菓子などが無難なようです。
もし不在だったら、時間を変えて再度訪問するか、挨拶の旨をメモなどで添えて置いておけばOK。
ちなみに挨拶のとき、防犯の観点から、わざわざ「一人暮らしです」と明言しなくてよいので、覚えておきましょう。
ちなみに、単身者向けのアパートだと、その性質上挨拶をしないことが暗黙の了解になっている場合もあるので、あらかじめ管理会社に確認してみてください。
一人暮らしを始める女性が引っ越しの挨拶で注意すべきポイントは?
女性の一人暮らしの場合、近隣住民へは引っ越しの挨拶をあえてしないのもひとつの方法です。
名前と顔を明らかにして、女性が1人で住んでいます、と知らせて周ることになるので、防犯の観点からは避けるべき、という考え方ですね。
もちろん、挨拶に行かないことで、近隣住民に不信感を与えるというデメリットもあるので、自分の身をより守れるのはどちらなのか、状況に応じた判断が必要です。
もし挨拶に行きたい場合は、両親や兄弟などの家族に同行してもらい、話す内容も「引っ越し作業をするのでお騒がせします」といった程度に留めましょう。
相手に一人暮らしであることが伝わらない方がよいのと、詮索されそうになったら「搬入があるので」などと言えば、角を立てずに話を終えられるためです。
まとめ
引っ越しの挨拶は、昔は必ず行っていましたが、一人暮らしが増えた今では必須と言い切れなくなりました。
特に、女性の一人暮らしの時は、防犯の観点から挨拶をあえてしない方法もあります。
管理人さんや大家さんへは挨拶に行くべきですが、住人への挨拶は不要な物件もあるので、賃貸管理会社に確認してから行くようにしましょう。
挨拶に行く時は手土産や日時、タイミングなどに配慮するほか、女性であれば家族に同行してもらうようにしてください。
いずれにしても、引っ越しの挨拶にはメリットとデメリットがありますので、よく考えて対応してくださいね。
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