一人暮らしをするうえで気になることといえば、やはり家賃や公共料金などの毎月かかる費用(ランニングコスト)ですよね。
一般的に、公共料金は家賃とは別に支払うものですが、賃貸によっては水道代がかからないとうたわれる物件があることをご存知ですか?
今回は、水道代無料の賃貸物件に関するメリット・デメリットについてご紹介します。
水道代無料の賃貸とはどういうこと?
先述のように、水道料金は契約した水道局へ支払うものです。
一方で水道代無料の賃貸物件は、入居者ではなく大家さんや物件の管理会社が水道会社と契約を行い、毎月の料金を支払うシステムとなっています。
そしてそのお金は大家さんのポケットマネーから支払うのではなく、実は初めから家賃に水道代が上乗せされていて、集金した家賃の一部を水道代としてまとめて支払っているにすぎません。
水道代がかからない賃貸物件には、そんなカラクリがあるんです。
水道代無料の賃貸を契約するメリット
水道代無料の賃貸を契約するメリットは、次の3点です。
・多少水を使いすぎても規定水量を超えなければ定額で済む
・水道会社と直接契約をする手間が省ける
・大家さんが毎月まとめて支払ってくれるため、支払い忘れの心配がない
特に夏は、洗濯やシャワーの回数が増えやすいため、水道料金は冬よりも高額になります。
しかし水道代がかからない賃貸を契約すると、多少水を使いすぎたかなと思っても規定量を超えない分は定額で済むのでお得だと言えます。
水道代無料の賃貸を契約するデメリットと注意点
一方でデメリットは、次の2点が挙げられます。
・普段ほとんど水を使わない人にとっては逆に損をする可能性がある
・水を使いすぎてしまった場合、別途料金が請求される場合がある
たとえばお風呂はシャワーのみで湯船に浸からない方や、学校の授業やアルバイトで忙しくあまり家にいる時間がなく水もほとんど使わない方などは、毎月の水道料金が定額以下となる場合があります。
そういうタイプの方は、むしろ個人で水道会社と契約する物件の方が節約しやすくお得かもしれません。
また、水道代がかからない賃貸を契約する際に注意したいのが「契約時の特約」です。
「一定以上の水量を利用した場合、別途料金を請求する」などの特約がないか、契約書類や重要事項説明を注意深くチェックしましょう。
まとめ
水道代無料の賃貸と聞くと、「そんな夢みたいな物件があるのか!」と惹かれるかもしれません。
しかし安易に契約するのではなく、なぜ料金がかからないのか、規定以上の量を超えた場合の支払いはどうするのか必ず確認しましょう。
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