一人暮らしをはじめる際には、家族と一緒に実家暮らししていた時には思いもよらない問題が起こる事があります。
特に賃貸住宅等では、一戸建てや分譲住宅などよりも色々な制約がつくものですが、中でも家具のサイズ問題は、常に付きまといがちなものとなっていますよ。
とくに、よく起こる問題の一つが、洗濯機置き場の問題です。
ファミリー世帯では、洗濯物の数も多くなるため、必然的に大型の洗濯機を使う事が多くなりますね。
しかし、賃貸住宅で一人暮らしをはじめる時に、同じ感覚で洗濯機を選んでしまうと、洗濯機置き場が小さすぎて使えない、といったトラブルが生じてしまう場合があるのをご存知でしょうか?
洗濯パン
1Rや1Kの賃貸物件では、洗濯機置き場が室内にある場合と屋外にある場合があります。
屋外に洗濯機置き場がある場合、洗濯機のサイズにこだわる必要はあまりありませんが、室内にある場合には注意が必要ですよ。
多くの場合、室内の洗濯機置き場は「洗濯パン」と呼ばれる防水素材でできた受け皿が設置されています。
洗濯機を置く時は、この洗濯パンの上に設置し、排水ホースをセットして使用する事になりますが、この洗濯パンはあらかじめ大きさが決まっています。
この大きさを超えてしまうと、洗濯機を設置する事が出来なくなってしまう事に注意してくださいね。
洗濯パンの大きさ
洗濯パンの大きさには、いくつかの種類がありますが、一般的には50~60cm程ですが、中には40cm程の小さなサイズの物もあります。
このサイズが、60cm程度あれば大概の洗濯機は置く事ができますが、40cm程だった場合には、小型の洗濯機が必要となってきます。
また、賃貸住宅を選ぶ際、最初は見取り図からお部屋を選ぶ事も多いと思いますが、洗濯機置き場の大きさまでは、中々掲載されていません。
洗濯機置き場に限らず、部屋を選ぶ際には実際に内見を行って、家具や設備の状態を確認する事も部屋選びには、大切な事と言えるでしょうね。
洗濯機の容量や種類
一般的なファミリー向けの洗濯機の容量は、5.5kg~11kgとなっています。
対して、一般的に一人が1日に出す洗濯ものは、約1.5kgが目安となっており、一人暮らしならば、ファミリー向けの洗濯機を使う必要はない場合が多いのではないでしょうか。
また、洗濯機は頻繁に使う物ですから、水道代や電気代も積もり積もると馬鹿になりませんね。
そこで、おすすめなのが一人暮らし用3kgサイズのコンパクト洗濯機です。
これならば、ファミリー向けに比べ使う電気や水の量も少なく、洗濯置き場が小さい場合でも問題無く設置する事ができるようになっています。
まとめ
賃貸住宅で洗濯機を選ぶ際に、最も注意したいのは、やはりサイズの問題になります。
使い勝手や取り回しを考えると、一人暮らしでは大型のものよりも小型のものの方が何かと便利な事が多いので、家電選びの際にはよく考えて選んでください。
昨今では、単身者向けの小型家電も充実してきているので、一人暮らしをはじめる際には、まずお気に入りの家電製品を見つける事から始めるのも良いのではないでしょうか?
近畿大学近辺で一人暮らしをお考えの方は、私共、南光不動産株式会社までお気軽にご相談下さい。