引っ越しが近くなってくると気になる退去費用。
退去時にかかる出費は一体どのくらいなのでしょうか?
一般的には、ハウスクリーニング代と不注意や管理不足から起きたキズなどの修繕費がそれにあたります。
入居時に敷金を払っているのなら、そこから差し引きされるので、上手に住まえばお釣りがくる場合だってあります。
しかし、その費用を抑えるためには、何気ない日常の習慣がカギになってきます。
それはほんの小わざに過ぎませんが、後にジワリと効いてくることでしょう。
退去時に、「こんなはずじゃなかった!」と後悔しないためにも、アパートでの習慣を見直してみましょう。
退去時の出費を抑える小わざ① 壁紙・クロス
退去時の出費として意外と問題になるのが、壁紙やクロスの汚れや傷などです。
床とは違い、注意を払って壁を掃除することはそう多くないでしょう。
通常の生活範囲内での汚れ等は問題になりませんが、よく見てみると意外と汚れていることがあります。
特に煙草を吸われる方は要注意です。
そのヤニ汚れのクリーニングやクロスの張替え費用は、入居者負担になってしまいます。
また、台所のひどい油汚れもその対象です。
これらの汚れは一朝一夕でできるものではありません。
煙草はベランダや換気扇の近くで吸うなどし、油汚れは料理する度にササっと拭き取ってしまいましょう。
その他、釘やネジなどの大きな穴もアパート退去時の出費となることが多いです。
壁に何か取り付ける際は、穴の目立たないものを使用しましょう。
退去時の出費を抑える小わざ② フローリング・クッションフロア・畳
床材の傷や汚れに関しても、退去時の出費を過剰に心配する必要はありません。
普通に生活してできた傷などの修繕費は、壁と同じく入居者負担ではないからです。
ただし、大きな傷の場合は違います。
大型家電や家具の移動や搬入には十分気を付けましょう。
固いものなどを落としてできたフローリングの深いへこみや、畳の上に飲み物などをこぼした大きなシミも要注意です。
これらは退去時に、不動産のオーナーなどから修繕費を求められる可能性が大きいです。
ラグをひいて床を守り、何かこぼした際はすぐ拭き取るように心がけましょう。
退去時の出費を抑える小わざ③ 台所・洗面・浴室
水回りは油断すると、水垢やカビで見るに堪えない状態になってしまいます。
カルキの白い汚れや黒カビはついてしまうと落とすのが大変です。
特に蛇口などの金物部分の汚れは目立ちやすいですよね。
台所で洗い物をしたときや、洗面台で手を洗ったときは、その周辺の水滴をこまめに拭き取り、汚れがつくのを最小限に抑えましょう。
浴室は、洗剤で毎日きれいに掃除するのが一番ですが、できない場合はせめてシャワーの水で汚れを流しておき、目地やパッキンに注意しておきましょう。
入浴後は、浴室の換気扇や乾燥機をつけておくと、カビ予防に効果的です。
まとめ
終わりよければすべてよし。
退去するときは新たな生活へのスタートのときです。
これから一人暮らしを始める学生さんは、退去時に慌てずにすむよう、紹介した小わざを日頃から使ってみましょう。
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