一人暮らしはフライパン1つあれば十分?選び方についてご紹介!
もし一人暮らしにおすすめの調理器具を1つ挙げるとすれば、まずはフライパンをおすすめします。
とくにこれから自炊をはじめる方なら、料理のレパートリーもまだ少なく、使いこなせる調理器具も限られているでしょう。
フライパンは炒めるだけでなく、煮たり焼いたりとほとんどの調理が可能です。
今回は、これから一人暮らしをはじめる方におすすめのフライパンの選び方についてご紹介します。
一人暮らし用のフライパンの上手な選び方1「サイズ」
直径24㎝程度のフライパンが、一人暮らし用としては一般的です。
このサイズを選べば、2人分くらいなら調理可能で炒め物もしやすいでしょう。
20㎝以下のサイズのフライパンは、野菜炒めのようにたっぷりの具材を調理するには少し小さいです。
目玉焼きやお好み焼きのように鍋底全体を使ってひっくり返したり、ウインナーや肉など単品を炒めたりするような調理には向いています。
軽くて扱いやすいので、サブのフライパンとして持つのがおすすめです。
26㎝サイズもありますが、2・3人分の調理ができる大きさなので、持ち上げると重く感じるかもしれません。
食べる量にもよりますが、一人分には少し大きいでしょう。
深さについては、5㎝くらいあるものがおすすめです。
3㎝以下の浅型のフライパンは焼くのには向いていますが、炒めたりそのまま具材を煮込んだりするのには深さが足りません。
また、フライパンを購入するときは熱源にも注意しておきましょう。
ガスコンロではIH専用のフライパンも使えますが、IHクッキングヒーターでは専用の調理器具以外は使えません。
一人暮らし用のフライパンの上手な選び方2「素材」
フライパンの素材は、代表的なもので言うと鉄・アルミニウム・ステンレスなどでしょう。
鉄製のフライパンは、油の引き方や手入れが独特で調理の初心者には向いていません。
店頭で多く見かけるのが、アルミニウム、ステンレス以外にもセラミックやチタンなどの素材があります。
アルミニウム製のフライパンは、価格が手ごろで軽いのが特長です。
ただし、焦げつきやすいので火力調整に慣れるまで注意しなければなりません。
ステンレス製のフライパンは扱いやすくておすすめですが、若干価格が高くなります。
セラミック製は焦げつきにくいのが特長で、メンテナンスもしやすく調理初心者におすすめです。
軽くて耐久性の高いチタン製のフライパンは、アルミニウム製と同じく焦げつきやすいのが難点です。
しかし、最近のフライパンは表面に焦げつき防止加工が施されているものが多く、油不要で調理できるタイプもよく見られます。
表面加工にはテフロン加工やマーブル・コートなどがあり、いずれも扱いやすいのでおすすめです。
加工の持続性は、価格に比例すると考えれば良いでしょう。