賃貸物件を探すうえで、多くの方が「物件と駅までの距離」を気にされます。
特に、日常生活において頻繁に電車を利用する方であれば、「なるべく駅との距離が近い物件、できれば駅直結が理想!」と希望される方も少なくないでしょう。
そこで今回は、駅直結の賃貸物件に住むメリットとデメリットをご紹介します。
理想の物件探しに、ぜひお役立てください。
駅直結の賃貸物件に住むメリットとは?
駅直結である最大のメリットは、なんといっても駅がすぐそこにあることです。
通勤・通学で電車を利用される方であれば、駅までの移動時間を短縮できることで、バタつきやすい朝の時間にゆとりを持てます。
また、天候が悪い日も屋根のある通路を通って行けるため、濡れることなく辿り着けます。
少し離れた場所に住む友人や家族を招きやすい点も、嬉しいポイントです。
また、スーパーマーケットやコンビニエンスストア、飲食店などが駅のなかに入っているケースも多く、普段の買い物や食事にも大変便利です。
そのうえ、駅周辺には金融機関やクリニック、交番や市役所など、日々の暮らしで必要な施設が多く集まっているため、生活しやすい環境が期待できます。
さらに、駅にはバスやタクシーといった電車以外の乗り場も設けられているため、目的地に合わせて、もっとも適した交通手段を選択できるでしょう。
駅直結の賃貸物件に住むデメリットとは?
さまざまなメリットがある駅直結の賃貸物件ですが、一方で、理解しておかなければならないデメリットもいくつかあります。
まず、避けて通れないのが騒音問題です。
電車が通る音や駅内アナウンスの音はもちろんのこと、駅周辺が栄えていれば、その分騒がしい音が深夜までつづくことが予想されます。
多くの駅直結物件では、その対策として二重窓が設置されていますが、それだけでは防ぎきれないケースも多くあるため、十分注意が必要です。
また、駅を利用する大勢の人々に住まいへの出入りを見られやすいことから、悪意を持った人に自宅を特定されるのではないかと、不安に感じる方もいらっしゃるでしょう。
特にお子さんがいるご家庭や女性で一人暮らしをされる方は、入念に防犯対策をとることをおすすめします。
また、利便性が高いゆえに運動不足になりやすい点も、見落としがちなデメリットです。
休日はあえて歩いて出かけてみるなど、健康を維持できるよう心がけましょう。