一人で賃貸に住むとなると、住民票を移さず、さらには引っ越しの挨拶をしない人なども大勢います。
家族での引っ越しに比べると、一人暮らしの引っ越しは身軽で必要な手続きもそこまで厳密にしている人が少ないといったイメージです。
この記事では、賃貸住まいにおける表札について解説しています。
出す・出さないに関するメリットとデメリット、注意点を見ていきましょう。
メリットとデメリットは人によって違う?賃貸住まいで表札を出す出さない問題
賃貸での一人暮らしは、暮らし方が人によってさまざまです。
住民票を移し、完全に実家と独立して生活を送る人もいれば、生活の拠点として賃貸は利用するものの、本拠地を実家に残しておくといった人もいます。
ニュアンスの問題のようにも思いますが、事実、そうやって賃貸での生活環境を捉えている人は多いでしょう。
そこで一つ気になるのが、表札を出すか出さないかという問題です。
家族(ファミリー世帯)で引っ越しすれば、表札は出す方が多いでしょう。
しかし、一人暮らしともなるとその対応は、出す派と出さない派で半々に分かれることがわかっています。
メリットとデメリット①郵便物
表札を出すメリットに郵便物があります。
誤配達を防ぐなら、表札の設置は有効です。
表札がないことで、荷物をスムーズに受け取れない可能性があります。
メリットとデメリット②防犯
表札を出すと不特定多数の人に、個人情報を示すことになります。
女性の一人暮らしの場合、犯罪抑止の観点から表札は出さないことをおすすめします。
どのみち郵便受けに名前を出してしまっている、そもそも表札を出すのは大人の常識といった意見もありますが、メリットとデメリットはどちらかが大きいというわけでもなく、最終的には個人の判断に委ねられているのが現状です。
賃貸住まいで表札を出さない・出す場合の注意点とは?
それでは続いて表札を出す・出さない場合の注意点を見ていきましょう。
表札を出す場合の注意点は「せっかく出しているのだから表札の役割をきちんと果たすものにする」です。
たとえば、筆記体などの英字表記の表札はオシャレですが、視認性に劣ります。
表札を付ける最大のメリットである、郵便物の間違いを防ぐ目的が果たしづらくなるので注意が必要です。
また、セールスなどの勧誘も多くなる傾向にあるので、セールスお断りの貼り紙などをしておくとよいでしょう。
出さない注意点としてはご近所付き合いです。
ゴミ置き場や共有スペースで住人とすれ違う際は、積極的に挨拶を実施し、印象を良くする努力をしておきましょう。
いざというときに、顔見知りの住人がいるのといないのとでは大違いです。