お風呂場は湿気がこもりやすいので、こまめに換気をしたい場所です。
しかし、間取りの都合上、特に賃貸では窓そのものがないお風呂もあります。
この記事では、特に賃貸のお風呂場にできやすいカビについて、対処法と予防法をまとめました。
ひと手間加えるだけで、お風呂場を美しくキープできます。
対処法はカビの発生源の根絶!賃貸のお風呂で実践できる方法2選
気をつけていても、お風呂場のタイルの目地や四隅など、カビはあっという間に生えてしまいます。
まずは、できてしまったカビを除去する対処法について見ていきましょう。
カビができてしまった際の対処法①専用洗剤を付けて掃除する
ホームセンターやドラッグストアにある、カビ取り専用の洗剤を使ってお風呂を掃除しましょう。
ただし使い方を誤ると、お風呂場のタイルや壁を傷めてしまうので、用量や用法は守ってください。
カビができてしまった際の対処法②オリジナル洗剤でパックする
市販のカビ取り洗剤にひと手間加えるだけで、洗浄効果の高いオリジナル洗剤ができます。
方法はいたって簡単で、カビ取り洗剤に片栗粉を加えペースト状になるまで練るだけです。
あとはカビの気になる部分に塗って、5~10分ほど放置して流します。
もう一つの方法として、市販のカビ取り洗剤をスプレーした後に、ラップで上から覆うという方法もあります。
可能であれば設定温度を60℃くらいにした、熱いシャワーで流してください。
ポイントとしては、カビ取り掃除をする際は、お風呂場全体が乾いた状態がベストです。
壁や天井についた水滴がないのを確認してから、作業をはじめてください。
カビは予防法もセットでおこなうと効果的!賃貸のお風呂でも簡単にできる方法3選
対処法を見ていく前に、まず、どうしてカビが生えてしまうのか、発生しやすい環境を理解しておきましょう。
●湿度の高い場所(70%以上)
●温度の高い場所(20℃~30℃)
●エサのある場所(湯垢や石鹸カス)
カビは菌類であり生き物ですから、カビにとって居心地の悪い場所を作ることで生えなくなります。
予防法①お風呂から上がる前に浴室全体をシャワーで流す
水垢や石鹸カスは、思いもよらない場所にまで飛んでいます。
お風呂から上がる前に、お風呂場全体を冷たいシャワーで流すと効果的です。
カビのエサとなる汚れを簡単に流せるほか、お風呂場全体の温度を下げる作用があります。
予防法②タオルなどで水気を拭く
さらに水気が残っているお風呂場も、カビにとっては住み心地の良い場所です。
お風呂場全体を拭くだけでカビの抑制になります。
体を拭いた後のタオルで構いません。
同時に水垢も防げます。
予防法③換気扇は24時間つけっぱなしがおすすめ
換気扇をつけて、お風呂場内の空気の循環を良くしておくことも大切です。
24時間換気機能のついているお風呂場なら、換気扇はつけっぱなしでも良いでしょう。