賃貸物件では引っ越しと更新のどちらがお得?メリットや費用を徹底比較!
賃貸物件に住んでいて契約の更新時期が近づくと、更新する方がお得なのか、それとも引っ越すほうがお得なのか、と誰しも一瞬考えてしまうものです。
そこで今回は、賃貸物件で契約更新した場合と更新せずに引っ越した場合について、どちらがお得なのか、それぞれのメリットや費用面に注目し比較してみたいと思います!
賃貸物件を契約更新した場合と更新を機に引っ越した場合のメリット
賃貸物件の契約更新及び引っ越しには、それぞれにメリットがあります。
契約更新した場合のメリット
引っ越しの手間・時間・お金がかからない
引っ越しとなれば荷作りから始まって各種手続きなど、手間も時間もお金も必要になりますが、更新すればそれらがかかることはありません。
慣れた環境で生活を続けられる
お部屋だけでなく交通手段やお店などの周辺環境においても、いつも通りの慣れた環境で生活を送れます。
家賃値下げの可能性も
更新の手続き時に、交渉によっては家賃が値下げできる可能性もあります。
契約更新を機に引っ越した場合のメリット
より自分の希望に近い部屋に住める
お部屋を借りて住んでいるうちに出てきた「もっと駅の近くに住みたい」「もう少し家賃を抑えたい」といった新たな希望や小さな不満を解決できるというメリットがあります。
断捨離のきっかけになる
断捨離をしたい人にとって引っ越しは絶好の機会となります。
不用品はフリマアプリを活用して、うまくいけば引っ越し費用の一部にも充てられるケースもあります。
心機一転して新生活を送れる
生活環境を変えることで、心機一転新しい気持ちで新生活を送れます。
お部屋や周辺環境が変わることで、気持ちの面でもリフレッシュできるのはメリットと言えますね。
賃貸物件の契約更新と更新を機に引っ越した場合の費用相場は?
それでは費用面ではどちらがお得なのか、大体の相場を比較してみましょう。
賃貸物件の契約更新時にかかる費用
●通常の家賃
●更新料(家賃1ヶ月分が相場)
●更新手数料(※必要な場合のみ)
●火災保険料(2万円前後が相場)
引っ越した場合にかかる費用
●前家賃
●当月分の日割り家賃
●仲介手数料(家賃の半分~1ヶ月分が相場)
●火災保険料(2万円前後が相場)
●敷金(家賃1~2ヶ月分が相場)
●礼金(家賃1~2か月分が相場 ※必要な場合のみ)
上記にプラスして、保証会社を利用している場合は保証会社利用料、物件によってはクリーニング費用や鍵の交換費用が上乗せされるケースもあります。
結局どちらがお得なの?
上記から考えると、平均的には次のようになります。
●契約更新:家賃の2~3ヶ月分程度が必要
●引っ越し:家賃の4~6か月分程度が必要
したがって費用面では一般的に契約更新した方がお得という事になります。
ただし最近では敷金礼金ゼロ物件などもあるので、引っ越し先の条件や家賃によっては契約更新と同等かそれ以下で費用を抑えられるケースもあります。