世界中で問題になっているコロナウイルス。
この事態に対して、さまざまな取り組みを実施している施設が複数あります。
その中の一つ、大阪にある近畿大学でも「"オール近大"新型コロナウイルス感染症対策支援プロジェクト」という取り組みを実施しています。
コロナウイルスの影響力が強くなってできたプロジェクトであるため、同じ近畿大学に通っている大学生も詳しく知らない人がいるでしょう。
どのような内容か知ることで、問題を解決するための手助けになるかもしれません。
近畿大学で実施されているコロナウイルスプロジェクトの概要
2020年5月15日からスタートした「"オール近大"新型コロナウイルス感染症対策支援プロジェクト」。
医学などの幅広い知識を蓄えている総合大学、複数の学校と近畿大学の考え方をコロナウイルスの感染防止につながるのか取り組まれています。
多くの人が関わっているため、感染を防止するのにどのようにするべきか、複数の企画提案の中から72件採択されて、約1億3千万円の研究費をかけて行われることになりました。
地域を支援するのに、オンラインを活用する方法や感染が起こりにくくするため、データやAIを利用したアプリ開発するなど、多種多様な研究。
事態が改善に向かうように、行われているプロジェクトです。
近畿大学のコロナウイルスプロジェクトの企画提案について
複数の企画の中からどのような研究が行われているのか簡単にいくつか紹介していきます。
<抗体検査>
近畿大学病院が行っている抗体検査の研究で、市民300人から感染の状況が変わってくるのかデータを記録して、感染防止対策に努めています。
複数の人を対象に実施されているため、さまざまなケースのデータを取ることができるでしょう。
<新しいマスクの開発>
理工学部の教授が関わっているプラスチックの素材を使ったマスク。
布や紙などの素材と異なる優れた性能を生かし、接触感染などの防止に高い効果があるマスクを開発しています。
今後プラスチック製のマスクが多くの人に定着するのか、近畿大学にいる人たちに協力を仰ぎ、無料配布という形で検証をしていました。
コロナウイルスだけでなく、他の感染に対しての防染にもつながってくるものなので、効果が実証されれば将来の助けにもなるでしょう。
まとめ
近畿大学では、高額の研究費を活用して有意義な研究に取り組んでいます。
近畿大学の教授など、コロナウイルスと闘うために代表者としてさまざまな研究が実施されており、学生にとって身近なところで行われていることです。
問題を改善できるように、在学中の学生もプロジェクトに目を向けてみてください。