みなさんは、ベランダをどんなふうに使いますか?
多くの方が、洗濯物を干したり布団を干したり、植木鉢を置いたりするスペースとして使用していると思います。
しかし、ベランダが持つポテンシャルはこれだけではありません。
今回は、一人暮らしのライフスタイルをもっと快適にできる、ベランダ活用のアイディアをご紹介します。
一人暮らしで不足しがちな収納にベランダを活用できるかも!
収納はいくつあっても困らないものですが、一人暮らし向けの間取りでは心もとないものが多いですよね。
そんな時、ベランダに小型の物置や収納ボックスを置けば、収納スペースとして活用できます。
もちろん、ベランダは共用部分の扱いで避難通路になりますから、事前に管理会社の了解を得て、避難用の設備の周りを塞がないようにしましょう。
プラスチックのケースは直射日光で劣化しやすいので、木やアルミなどの金属でできたものがおすすめです。
工具をはじめ、アウトドア用品やスポーツ用品、防災グッズ、季節の家電まで、使用するシーンが限られるものなどを収納すると便利です。
ただし、屋外に置くため雨ざらしになりやすく、湿気が上がりやすいのが注意点。
中に除湿剤を置くほか、特に家電などの機械類をしまう時は、ビニール袋をかけて水濡れ対策をしましょう。
また、日当たりがいい場所だと熱がこもり、収納しているものにダメージを負わせることがありますから、できるだけ日陰に置くようにしてください。
とはいえ、このような対策をしても、長期間入れっぱなしにしていると傷みかねませんから、中身は定期的にチェックしてくださいね。
ベランダをくつろぎスペースにして一人暮らしを楽しもう!
共用部分とはいえ、ベランダをちょっとしたフリースペースに見立てれば、一人暮らしをより充実させるアイディアが浮かんできませんか?
例えば、リビングの延長になるような、くつろげる空間をお洒落に演出してみてはいかがでしょう。
人工芝を敷いたり、エクステリアチェアなどを置いたりすれば、まるでオープンカフェのような雰囲気になりますね。
晴れた日にベランダの椅子に座り、お茶を飲むだけで、いつもと違ったお洒落な時間を楽しめるでしょう。
この場合も避難通路としての機能を損なってはいけませんから、あらかじめ管理会社にアレンジ可能な範囲を確認してください。
また、ベランダに非常階段がある場合、階段の上と下には物を置かないようにしましょう。
そのほか、床のアレンジや植栽によって水はけが悪くならないよう、注意が必要です。
じめじめして害虫が発生したり、土や落葉でうっかり排水溝が詰まってしまったりすると、ご近所トラブルに発展しかねませんからね。
対策として、足元にウッドデッキパネルを敷き詰める際は、水が抜ける穴のあるものを選びましょう。
また、ガーデニングスペースとしてこだわる場合も、土が少なくて済むプランターを用いて、虫が付きにくく育てやすいハーブからスタートすると良いですよ。
まとめ
一人暮らしをする際には、少しのスペースでも有効に活用したいもの。
そこで注目したいのがベランダです。
小型の物置などを置けば立派な収納として活用できますし、椅子やテーブルを置けばお洒落なくつろぎスペースとして活用できます。
ただし、ベランダは緊急時の避難通路になる共用部分ですので、事前に管理会社にアレンジ可能な範囲を確認しておきましょう。
注意するポイントさえ押さえれば、一人暮らしをさらに楽しくするベランダ活用は難しくありません。
ぜひ、創意工夫を凝らして、あなただけのベランダを創ってみてくださいね。
南光不動産株式会社では、東大阪市の賃貸物件をご紹介しています。