一人暮らし向けの賃貸物件を探している人の中には、生活費を節約するため、オール電化を希望する人もいることでしょう。
ただ、ガス代は不要ですが、昼間は家で過ごすライフスタイルを送る場合、電気代が割高になることもあるので注意が必要です。
今回は、オール電化の賃貸物件で一人暮らしをする場合の電気代についてご紹介します。
オール電化の賃貸物件で一人暮らしをする①概要
・ガスを使わないためガス代を節約できる
オール電化の物件は、電気を使用して電気機器を稼働させるのが特徴で、ガス代を節約することができます。
ただ、ガスを使わない分、電気を多く使うので、ライフスタイルによっては電気代が高くなる可能性があります。
・電気をよく使う季節は電気代が高くなる
オール電化は、夜間に溜めたお湯を保温して昼間に使う仕組みを採用することで、電気代を抑えています。
気温が下がる冬場は保温しにくくなるため、冬場とエアコンを良く使う夏場は、電気代が高くなります。
オール電化の賃貸物件で一人暮らしをする②電気代
・昼間は家にいる時間が短い
通学・通勤していて、昼間10:00~17:00まで家にいない場合、電気代の高い昼間にお湯を沸かさなくてすみます。
その場合は、電気代の安い夜間の電気代を支払えば良いので、電気代を抑えられてお得です。
・昼間は家にいる時間が長い
昼間は家にいて、夕方以降から通学・通勤する場合、夜間に溜めたお湯を使い切る可能性が高くなります。
昼間の電気代は、夜間23:00~7:00の3倍近くになる可能性もあるため、昼間は家で過ごす場合、電気代が割高になる可能性があります。
オール電化の賃貸物件で一人暮らしをする③比較
2017年に経済産業省が行った調査によると、オール電化の一人暮らし世帯の光熱費は平均6,072円です。
ちなみに、都市ガス・電気を使っている一人暮らし世帯は平均6,989円、LPガス・電気を使っている一人暮らし世帯は平均11,118円となっています。
都市ガス・電気を使っている世帯や、LPガスと電気を使っている世帯に比べると、オール電化の世帯は光熱費を抑えられます。
まとめ
以上、オール電化の賃貸物件で一人暮らしをする場合の電気代についてご紹介しました。
電気代がお得になると言われるオール電化ですが、昼間は家で過ごすライフスタイルの場合、電気代が高くなる可能性があります。
昼間は外出することが多いライフスタイルであれば、電気代を節約できてお得なので、ぜひ検討してみてください。
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