賃貸物件では、毎月決まった日までに家賃を支払う物件がほとんどです。
ただし払い方には、前払いと後払いの2パターンあります。
それぞれどのような違いがあるのか、メリット・デメリットとともに紹介します。
家賃は前払い?後払い?
多くの賃貸物件では、家賃は前払いになっています。
月末までに翌月分を支払うパターンが多いので、例えば6月分は5月末までに支払います。
一方で後払いになっている契約では、当月分は当月中(月初など)に支払うことが一般的です。
ただし契約時および退去時の日割り家賃や、賃貸契約の更新料はまた別のタイミングになるので注意してください。
またどちらの支払い方であっても、住んでいる期間に対してかかるものなので支払総額に変わりはありません。
家賃先払いのメリット・デメリット
・メリット
前月の時点で当月分を支払っている状態なので、月の途中に転居してもその月は賃料の支払いがないメリットがあります。
退去日が決まっているなら前月の支払いは日割り分のみか、あるいは1ヶ月分をいったん納入して後日差額返金になることが多いです。
・デメリット
先払いでは、支払い期限は前月末までです。(なお20日や25日などに設定されている場合もあります)
そのため少しでも入金が遅れると月をまたいでしまい、ただちに滞納状態になる恐れがあります。
なお支払い期日当日に振り込みをしているなら、銀行の取り扱い時間が過ぎていたり祭日をまたいでも遅延にはなりません。
家賃後払いのメリット・デメリット
・メリット
賃貸契約の際、賃料の前払いが不要なので初期費用を抑えることができます。
例えばUR賃貸では、毎月25日に当月分を支払うことになっています。
・デメリット
大半の賃貸物件は前払いが主流ですから、転居の際は新居の前払い分が必要になることが多いです。
すると現住居の後家賃と新住居の前家賃の支払い時期が重なる可能性が高いです。
民間の物件ではそもそも後払いが少ないため、払い方にこだわると物件が見つからないデメリットもあります。
・自分で後払いにすることも可能
支払いをクレジットカードでできる物件なら、前払いでも実際に引き落としされるのは翌月以降なので実質後払い扱いにできます。
家賃が家計支出に占める割合は大きいので、カードのマイル・ポイントを貯めている人にはおすすめです。
まとめ
賃料の払い方の違いと、メリット・デメリットを紹介しました。
前払いと後払いは支払うタイミングが異なるだけなので、住んでいる間はあまり気にする必要はありません。
ただし入居時・退去時はいつもと支払いの流れが変わりますので、契約書によって払い方を確認しておきましょう。
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