大阪府には、造幣局桜の通り抜けをはじめ、大阪城公園や毛馬桜之宮公園、万博記念公園など、お花見スポットがたくさんあります。
そんな中でも、八尾市に穴場として知られる素敵なお花見スポットがあることをご存知でしょうか。
今回は、八尾市のおすすめお花見スポットである玉串川の魅力をご紹介します。
八尾市のお花見スポット①:玉串川とは
玉串川とは、八尾市のほぼ中央部を流れる淀川水系の川で、八尾市の二俣で長瀬川から分岐し北上、東大阪市で、第二寝屋川運河に合流します。
川幅はおよそ5メートル程度で護岸整備されており、生活道路沿いのゆったりとした流れの川です。
江戸時代に大和川の流れを変える付け替え工事が行われましたが、この付け替え以前は旧大和川の本流の一つでした。
当時は暴れ川で、今とは比較にならないほど川幅も広かったようです。
付け替え工事後は、用水路として、中河内地域の農地に用水を供給しています。
八尾市のお花見スポット②:玉串川の桜
そんな玉串川ですが、高度経済成長期には大和川や長瀬川と同じく、水質が悪化していました。
昭和40年代は染料の臭いが漂う、きれいとは言えない用水路だったとか。
その対策として、遊歩道の整備や水生生物の飼育、水質浄化を行うなど、整備が進みました。
さらに、当時の町内会長をはじめ、周辺住民が寄付を集め、1965年1月から、玉串川沿いにソメイヨシノを植樹していったのです。
徐々に植樹されたソメイヨシノは、近鉄河内山本駅を挟んで北側2キロメートルと南側3キロメートルにわたって植えられました。
現在では約1000本もの桜並木が地元の方の目を楽しませており、大阪みどりの百選にも選ばれました。
八尾市のお花見スポット③:ライトアップも
例年、八尾市の玉串川周辺では、夜桜を楽しめるライトアップも催されます。
桜が咲く3月下旬から4月上旬、17時30分から22時30分にぼんぼりに灯りがともされます。
大和橋付近には露店も出るので、散策にもぴったりのスポットですよ。
また、他のお花見スポットに比べて、住宅街の中を貫く川沿いは、地元の花見客が多い桜並木です。
そのため人混みを気にすることなく、ゆったり楽しめる穴場スポットと言えるでしょう。
金光八尾高校あたりから北へ向かうあたりでは、両岸に植えられた桜がまるでトンネルのように川を覆うのでぜひチェックしてみてくださいね。。
まとめ
八尾市で花見が楽しめる、玉串川の桜並木をご紹介しました。
南北におよそ5キロメートルも続く桜は、満開の時期には本当に美しいです。
ぜひ、ゆったりと花見を楽しんでくださいね。
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