一人暮らしを始めると、食費や日用品などの生活費の他に、電気代、ガス代、水道代という水道光熱費がなかなかの負担になってきます。
実家暮らしでは全く気にせず使っていた方も、毎月の使用料と請求書を見ると、節約しなきゃ、という気になるのでは?
特に水道とガスを使うのが、お風呂。
毎日お風呂につかるには、どのくらいかかるのでしょうか。
一人暮らしのお風呂事情①お風呂を沸かすのにいくらかかる?
一般的な一人暮らしのアパートに入っているお風呂のサイズは、満水で200L、185L、165Lの3つがメインです。
満水だとすぐ溢れてしまいますから、実際はもう少し少ない湯量で済むでしょう。
例えば150L程度のお湯を沸かす場合、水道代・ガス代はどの程度かかるのでしょうか。
水道代が10Lあたり1.5円だとすると、150Lの水は22.5円ですね。
この水をお湯にするのに必要なガス代は、70円程度。
お風呂1度に、100円弱の値段がかかることになります。
とはいっても、水もガスも、そして電気も住んでいる地域や契約プラン、プロパンガスか都市ガスかなどで料金が大きく異なるため、倍の差が出ることも珍しくありません。
実際には、シャワーを使えば、その分プラスでかかりますし、シャワーだけで済ませるにしても、水道光熱費はかかります。
お風呂代を下げるには、どうすればよいのでしょうか。
一人暮らしのお風呂事情②お湯の節約
まず、水道代を下げるには、湯量を少なくすることです。
満水まで入れたら体のサイズ分あふれてしまって勿体ないですから、自分が入った時の湯量を確認し、ちょうどいい湯量に調整しましょう。
一人暮らしですから、自分が満足できる量で大丈夫です。
リモコン式の自動湯沸かし器には湯量切り替えのスイッチがありますし、タイマーをセットして湯をはる時間を調整してもよいでしょう。
また、あえて半身浴にするのもおすすめです。
いわゆる日本人的お風呂の入り方は、肩までしっかり浸かり、ぷはー!とやることかもしれませんが、体を深く湯につけることは水圧を体全体で受け、循環器、特に心臓に負担をかけてしまいます。
もしゆったり浸かるのがお好きであれば、湯量を少なくして肩と胸をほぼ水面から出す半身浴を行いましょう。
長時間入ることでゆっくりと体が温まり、かえって湯冷めしにくい入り方です。
一人暮らしのお風呂事情③ガス代を節約する
半身浴は、ぬるめのお湯が推奨されるため、ガス代の節約にもなります。
水道代の節約と合わせて、半身浴は半額以下に出費が抑えられるという試算もあるんですよ。
また半身浴でなくとも、42度を超えるような熱いお湯は、健康のためにも避けたほうがよいもの。
微温浴とよばれる、37度~39度のお湯や、40度程度のお湯がおすすめです。
まとめ
節約といって冬場にシャワーだけで済ませて体を冷やし、風邪をひいてしまったら、出費はそれどころでは済みませんね。
一人暮らしの風邪は自分で面倒を見なければなりませんから、本当に大変です。
お風呂の残り湯は、洗濯に用いればぬる湯が汚れを落としやすくするため一石二鳥です。
すすぎに残り湯は、という方は洗いだけでも、1回30~40Lの節約になります。
節約を意識しつつも、ゆったりお風呂に入り、一人暮らしのリラックスタイムにしてみてくださいね。
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