近頃の賃貸には、浴室乾燥機がついている物件が増えています。
浴室乾燥機とは、浴室に備え付けられた換気・暖房機能の一つで、天井への埋め込み型やエアコンのような設置型といった種類があります。
アレルゲンの花粉が飛散する春や梅雨の時期などは、どうしても部屋干しになってしまいますよね。
部屋干しをするとカビや臭いが気になりますが、この浴室乾燥機を使えば、すっきり乾かすことができるので便利です。
しかし浴室乾燥機とは、いわばエアコンや大きなドライヤー。
そうなると気になるのが電気代です。
便利だからと頻繁に使用していると、予想以上の電気代を請求されてしまいます。
今回は浴室乾燥機を活用するために、電気代の実情と節約のポイントをご紹介します。
節約をする前に知ろう!浴室乾燥機の電気代っていくらぐらい?
浴室乾燥機は浴室内を暖房で温めることによって、衣類の水分を飛ばして乾燥させています。
空調と同じ仕組みなので、エアコンやドライヤーを使うのと同じくらいの電気代がかかると想定して良いでしょう。
一般的には、1時間あたり50円から70円ほどの電気代がかかると言われています。
部屋干しのたびに、便利だからと使用していると、年間の電気代累計が結構な金額になることは想像にかたくありません。
浴室乾燥機の電気代を節約するには稼働時間の短縮が効果的
電気代がかさむからといって、浴室乾燥機をまったく使用しないのももったいないですよね。
これから電気代を節約するポイントをいくつかご紹介するので、ぜひ試してみてください!
最初にご紹介するのは、浴室乾燥機の運転時間を短くして、電気代も少なく済ませる方法です。
例えばある程度は普通の部屋干しで乾燥させ、最後の仕上げ乾燥を浴室乾燥機で行うことにより、短い時間ですっきり乾燥させることができます。
また洗濯の際にも、脱水を2回行うと、乾燥時間を短くすることが可能です。
さらに浴室の水分を、タオルなどであらかじめ拭き取っておくと、浴室内の気温が早く上昇するため、乾燥時間も短くなります。
また日中の気温が高い時間帯に使用すると、室温が上がりやすいので、乾燥時間を短縮できるでしょう。
加えて、送風口のフィルターをこまめに掃除して運転効率を高く維持することも、効果的な方法です。
浴室乾燥機を使用するなら夜間の電気代が安く設定されているプランに入るのも一手
次にご紹介するのは、電気料金のプランを変更するといった非常に簡単で効果的な方法です。
夜間の電気料金が安くなるプランに変更すれば、就寝中に浴室乾燥機を使用することで、電気代を節約することができます。
電気料金プランが変更できるか、ぜひ確認してみましょう。
浴室乾燥機・洗濯乾燥機をうまく使い分けて 電気代を節約しよう
洗濯機に乾燥機能がついた、洗濯乾燥機を使うのも、電気代節約に効果的です。
浴室乾燥機と洗濯乾燥機の電気代を比べると、実は洗濯乾燥機の方が安くすみます。
その中でも省エネタイプである、ヒートポンプ乾燥がついた洗濯機なら、浴室乾燥機のおよそ7分の1で済むのです。
乾燥機だと縮んでしまうような衣類は浴室乾燥機を利用し、そうでないものは洗濯乾燥機で乾かすなど、賢く使い分けるのがおすすめです。
ただし乾燥機能がついた洗濯機は、そうでないものに比べ少し高価になりますので、注意が必要です。
まとめ
外に干せない天気の日はもちろん、アレルギー対策や防犯の観点からも、部屋干しをされる方は多いと思います。
そんな時、浴室乾燥機がついた浴室は便利な機能ですが、一方で電気代が気になってしまうものですよね。
浴室乾燥機のメリットを享受するためにもぜひ、電気代を節約する方法について心得ておきたいですね。
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