賃貸物件での独立洗面台は必要?メリット・デメリットについて
賃貸物件を探す際に、「独立洗面台」がこだわり条件として記載されている場合があります。
これはいったいどういったものでしょうか?
だいたい一人暮らし用のコンパクトな賃貸物件では、バス(お風呂)とトイレ、そして洗面台が一体となった、3点式ユニットバスが使われているケースが多くみられます。
このようなユニットバスは、限られた面積の中でコンパクトに設置することができるため、多くの賃貸物件で採用されているのです。
そしてこのユニットバスのうち、洗面台を浴室内から切り離して設置したものを「独立洗面台」と呼びます。
賃貸物件での独立洗面台は必要?① どんな人が向いている?独立洗面台のメリットについて
一般的にユニットバスでは、小さな戸棚がつけられているだけだという場合がほとんどです。
化粧水やドライヤーなど、こまごまとしたケア用品を置きたいという人には、独立洗面台のような収納が可能なタイプが向いているでしょう。
またユニットバスでお風呂を使用すると湿気が充満してしまい、場合によっては床が濡れてしまうというケースもあります。
独立洗面台があれば、お風呂のあと洗面台ですぐにメイクをしたい、といった場合にも湿気に悩まされることがありません。
そのような理由から、独立洗面台は特に女性の方から人気があります。
賃貸物件での独立洗面台は必要?② 独立洗面台が必要ない人もいる?
しかし、どんな人にも独立洗面台が必要というわけではありません。
ヘアセットやメイクはリビングで簡単に済ませることができる人や、なるべく掃除を手軽に済ませたいと考えている人には、独立洗面台はなくても良さそうです。
賃貸物件での独立洗面台は必要?③ デメリットはある?
独立洗面台が付いている賃貸物件のデメリットはあるのでしょうか?
一つは単純に家賃が上がる、ということが言えるでしょう。
独立洗面台を設置するための面積を確保すると、必然的に面積が大きくなります。
また独立洗面台は比較的人気のある物件になりますので、そのために家賃もやや高めに設定されていることもあるようです。
少しでも家賃を安く抑えたいと考えている方には、デメリットといえるかもしれません。
また、水回りの箇所が増えるということで、掃除が大変だという声もあります。
まとめ
独立洗面台があると、お風呂やトイレと完全に区別ができ、収納も増えるので利点も多く感じられるでしょう。
必要不可欠だと考える人もいらっしゃると思います。
しかし、家賃も上がってしまうケースが多いのがネックです。
収納だけというのであれば、収納ケースや棚などを置いて工夫することも可能です。
独立洗面台は、ある物件とない物件とを平行して検討するのが良いでしょう。
他の条件と一緒に検討し、最優先すべき条件とは何かを考えながら探すと良いと思います。
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