主に一人暮らし向け賃貸の設備として、すっかりおなじみになっている「ロフト」。
これから一人暮らしを始めるに当たって賃貸物件を探す際、ロフトのある部屋にしたい…そう思う方も多いのではないでしょうか。
でも実際、名前は知っているけどどんなものなのか?
今回は知っているようで案外知らない、ロフトのことについて解説します。
ロフトとは「小さな屋根裏部屋」
ロフトはもともとアメリカ発祥で、倉庫などを住宅用に改修する際、屋根裏スペースに部屋を設けたのが始まりと言われています。
言わば、小さな屋根裏部屋です。
現在日本の賃貸住宅で一般的に見られるロフトは、一人暮らしの方などを対象に、1階建てでも一部を2層式にして、その上部を住居スペースにしている構造を指します。
そのスペースまでは、ハシゴや階段で行き来することになります。
ロフトのメリット
メリットとしては、何と言っても使えるスペースが増えることです。
通常なら空間となっているところを住居スペースとして活用できるわけで、広い意味では空間の有効活用に当たるものと言えます。
物置にしたり寝室にしたり、あるいは趣味のスペースにしたりと使い方はいろいろ。
たとえワンルームの賃貸であっても、まるで部屋がもう1つ増えたかのような使い勝手を実現できます。
ロフトのデメリット
一方デメリットとしては、どうしても暑くなりがちなことが挙げられます。
熱い空気は上昇するため、下のフロアに比べるとロフトはどうしても暑くなります。
窓がある場合はまだ暑さもしのげますが、ない場合だとロフトで過ごすのは厳しくなるでしょう。
その場合は寝室など人が過ごす場所としての活用は難しくなり、物置として活用する方が現実的です。
また階段であればともかく、ハシゴなど昇り降りが必要なのもデメリットとして挙げられます。
寝ぼけやすい人や体調を崩し高熱がある時、お酒を飲んで酔っ払って帰宅することが多い方はロフトを寝室として使うことは避けた方がよいでしょう。
家賃の点でも、ロフトが付いているのと付いていないのでは、やはりロフト付きの物件の方が高めに設定されています。
まとめ
使いようによっては便利なロフトですが、実際に使う上でデメリットもいろいろあります。
特に人が過ごす場所として考える場合は、暑さ対策を十分考慮しておきましょう。
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