学生が感じる「モノづくりのまち東大阪」の魅力とは
東大阪市は、中小製造企業が集まった「モノづくりのまち東大阪」として有名です。
市は、地域経済の柱となっている、モノづくり企業を積極的に支援しています。
その取り組みのひとつが、産学連携。
東大阪市は、近畿大学などの大学と産学連携を勧めていて、今回はその取り組みをご紹介します。
産学連携を進める近畿大学
東大阪市は、モノづくり企業の中心となる商品開発や商品企画を、産学連携のプロジェクト共同体で実施。
企業は、これまでの考え方や常識にとらわれない、学生の若い感性と自由なアイデアを求めています。
そこで出された発想やアイデア・デザインをヒントにして、商品開発や商品企画に活かしているのです。
実際の産学連携の例では、近畿大学と福祉施設が共同開発した産学連携商品があります。
これは、経済学部のゼミ生と福祉施設「ハイワークひびき」が、パイナップル味の欧風焼菓子「ぱいなんしぇ」を、共同開発したというもの。
彼らは、コミュニケーション論を学ぶキャリア・マネジメント学科のゼミ生。
この取り組みは、ゼミの実習企画としてデザインされました。
マーケティングを学ぶゼミの中で、商品企画から販売までを行ったのですね。
委託生産や販売交渉などを通じて、実践的なマーケティング力の習得を目指したのです。
モノづくりに重点をおいた近畿大学
このように、地域企業の活性化や、若い世代にモノづくりの楽しさや面白さを知ってもらうために、産学連携が広がっています。
近畿大学は、そうした取り組みに積極的です。
東大阪市にある大学らしく、モノづくりに重点をおいた特色ある大学だともいえます。
大学が勧める「東大阪モノづくり体験塾」はその特色の一つ。
中小企業と学生が、体験塾で共に学ぶようにデザインされた制度です。
産学連携の環境づくりを目指しています。
これは、東大阪市の地元企業が、学生の従業体験(平均:3日間))を受け入れる制度。
受け入れ企業側は、リクルートも目的のひとつです。
ですが、3日間学生の関心や興味を引きつつ、会社を知ってもらうにはかなりの努力が必要のようです。
学生側にとっても、この3日間の就業体験は貴重な体験になっています。
大学の講義や実習の中では得ることができない現場体験に人気があります。
あわせて、貴重な就職活動の場でもあるようです。
まとめ
モノづくりの取り組みにこだわる近畿大学。
将来モノづくりを目指す学生にとっては、とても魅力的な大学だといえます。
また東大阪市には他にも大学があり、学生の一人暮らし向け賃貸物件が多いのが特徴です。
そういった点では、学生の一人暮らしの部屋探しがしやすいおすすめエリアでもあります。
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