現在、JR西日本が全線開通に向けて北区間を工事中のおおさか東線。
いまは、久宝寺から放出までの南区間が営業しています。
北区間は、最終的に新大阪まで伸びる予定となっています。
全線開業後はより利便性が高まる、おおさか東線とその沿線について紹介します。
おおさか東線とは
大阪府八尾市の久宝寺駅と大阪市鶴見区の放出駅を結ぶ路線です。
区間にある俊徳道駅は近畿大学の最寄駅で、学生の足として便利な駅です。
これまで近畿大学エリアから新大阪へ向かうためには、鶴橋駅やなんば駅で乗り換える必要がありました。
それが直接アクセスできるようになれば、利便性がますます高まりそうです。
また、朝の通勤時間帯のみの場合が多い女性専用車両が、休日含めて終日導入されています。
通学で利用予定の女子学生にとっても、安心できる路線です。
全線開通後はどうなる?
・他府県へのアクセス向上
全線開業後は新大阪駅へのアクセスが格段に良くなります。
新大阪駅は東海道新幹線の発着駅ですから、他県への帰省がしやすくなります。
また就職活動において、卒業後は大阪周辺で勤務予定であっても、採用面接は本社のある他県で行われるケースがあります。
そんな時も、新幹線が気軽に利用できると心強いですね。
・混雑緩和
一部区間がすでに開通しているとはいえ、おおさか東線ではなく周辺の近鉄大阪線・奈良線を利用している人は少なくありません。
全線開通後は利用客の分散が予想されますので、乗換駅や近隣路線の混雑緩和も期待できます。
・運行時間が長くなる
走行路線が延びれば、折り返しの都合で運行時間の延長が期待されます。
新大阪駅発着の始発・終電を、在来線と接続できるようにする可能性があります。
それが実施されれば俊徳道駅の始発・終電時間の幅も広がりますので、電車利用の機会が多い人は、より便利になりそうです。
全線開通はいつ?
新大阪駅~放出駅間は2019年春に開業予定です。
大阪市中心部から各方面へ走るJR・私鉄各線を横断する形で運行しますので、他路線へのアクセスが便利になります。
大阪の環状線としての役割を担うことになりますから、利用機会がますます増えることでしょう。
まとめ
これまで鉄道の選択肢が少なかった大阪東部エリアですが、おおさか東線が全線開通すれば他エリアまでのアクセスがより便利になりそうです。
全線開通後は沿線にある賃貸物件の人気が向上しそうですから、お目当ての物件があったら早めに押さえておきたいですね。
いまは実家から通学している在学生も、これを機におおさか東線沿線での一人暮らしを検討してみてはいかがでしょうか?