東大阪市にある大阪商業大学とは?概要や学部についてご紹介

東大阪市にある大阪商業大学とは?概要や学部についてご紹介

進学先を決める際は、候補となる大学の概要や特徴についてしっかり把握しておくことが大切です。
東大阪市には、商業について実践的に学べる大阪商業大学があります。
今回は、東大阪市にある大阪商業大学の概要、設置されている学部、大学の特徴についてご紹介します。

東大阪市にある大阪商業大学の概要

東大阪市にある大阪商業大学の概要

東大阪市に位置する大阪商業大学は、実学教育の実践に力を入れている大学です。
シンボルマークはやわらかなフォルムとシャープな力強さが表現されており、多彩な三次元効果が施されています。
浮く、跳ねる、飛ぶなどの躍動感をイメージし「自由にイマジネーションをふくらませ未来に大きく羽ばたこう」とのメッセージが込められているのが特徴です。

大阪商業大学が掲げる「建学の精神」

東大阪市にある大阪商業大学が掲げる建学の精神は「世に役立つ人物の養成」です。
人物的に優れており、社会で求められる知識や技能、資格を備えている人材の育成を目指しています。
学びを活用するための幅広い視野、適応力、想像力を持ち、何ごとにもプラス思考で取り組める人材が目標です。
楽しく充実した人生を送れる人材を養成できるよう、さまざまな取り組みを進めています。

大阪商業大学の4つの柱

大阪商業大学では、建学の精神を実現するために4つの柱を掲げています。
1つは「思いやりと礼節」であり、他者の立場を尊重して協働できる倫理観や公共精神の育成が重要視されているのが特徴です。
もう1つは「基礎的実学」であり、情報の活用を含む、交流の基礎となるような読解力を養成しています。
また「柔軟な思考力」も大切にされており、時代の変化に合わせて自ら考え、他者との対話から学び、さらに深い思考力を養成している大学です。
さらに「楽しい生き方」も重視し、自然の滋味を感じて環境の激変をチャレンジの機会とする生きる力の育成を目指しています。

大阪商業大学の沿革の概要

大阪商業大学は、1928年に初代学長の谷岡登によって開学した大阪城東商業学校を前身とします。
1949年には学校制度改革を機に大阪城東大学が開かれ、経済学部経済学科が設置されました。
学校名が現在の大阪商業大学になったのは、1952年のことです。
現在は大学院や学生寮なども整備され、多くの学生が商業について学べる環境が用意されています。

●所在地:大阪府東大阪市御厨栄町4-1-10
●アクセス方法:近鉄奈良線「河内小阪駅」より徒歩5分

東大阪市にある大阪商業大学の学部

東大阪市にある大阪商業大学の学部

東大阪市にある大阪商業大学には、商業について学ぶための4つの学部が存在します。
学部や学科の枠を越えて少数精鋭で学ぶ少人数制コースなどもあり、グローバルな環境で活躍するための力を身につけることも可能です。

経済学部 経済学科

東大阪市にある大阪商業大学の経済学部 経済学科は、経済学について学ぶための学科です。
市場の適切な活用により、人々の暮らしを向上させて社会を豊かにすることを目指しています。
消費者や企業、国が直面するさまざまな経済問題を解決できる人材の育成を志しているのが特徴です。

総合経営学部 経営学科

東大阪市にある大阪商業大学の総合経営学部 経営学科は、企業を経営するための学びを深める学科です。
企業の経営では人材、資金、設備、情報などの経営資源を効率的かつ効果的に活用できる人材が求められます。
経営に必要な簿記や会計、情報処理に関する知識や国際感覚を身に付けられるような教育を実施している学科です。
変化していく企業環境のなかで、広い視野に立って総合的に判断できる人材の育成を目指しています。

総合経営学部 商学科

東大阪市にある大阪商業大学の総合経営学部 商学科は、企業の経営ではなく商業における取引などについて学ぶ学科です。
流通分野における卸売や小売、物流、金融、情報について学び、市場のグローバル化や情報化などの環境の変化にも対応できる人材の育成を目指します。
また、企業間の取引関係を見直して新たな取引関係を構築できる人材の育成も目標です。
マーケティング分野においては、市場のニーズを捉えて新規事業の開発、新商品や新サービスの開発などを企画し実践を担える人材の育成を目指しています。

公共学部 公共学科

東大阪市にある大阪商業大学の公共学部 公共学科は、商業だけでなく公共における課題解決のための学びを深める学科です。
少子高齢化や人口の減少など、地域社会はさまざまな課題に直面しており、解決するには多くの方と関わるための協働の能力が求められます。
地域社会における現状と課題を分析し、企業や自治体などで新たなサービスを創造してより良い地域社会のマネジメントをおこなえる人材の育成を目指している学科です。
企業利益を追求できる人材だけでなく、公共性の高い事業にも取り組める人材の育成を志しています。

東大阪市にある大阪商業大学の特徴

東大阪市にある大阪商業大学の特徴

東大阪市の大阪商業大学では、学生が学びを深めて社会に出ていくためのさまざまなサポートをおこなっています。
それは在学中に取り組める活動であったり、就職活動に関する支援であったりとさまざまです。
大阪商業大学の学生は、これらのサポートを活用しながら実践的な学びを深めています。

フィールドワークゼミナール

大阪商業大学のフィールドワークゼミナールは、教室での授業だけでなくフィールドでの実学を身につけるための取り組みです。
学生自身が社会の現状を分析して社会が抱えている課題を見つけ出し、率先して解決策を出していく社会的問題解決能力を養成します。
まず講義によって教養と専門知識を身につけ、実社会の現場で実践教育をおこない、効果的なスキルの習得を目指すのです。
社会的な課題をテーマとするフィールドワークにより、社会が求める社会的問題解決能力を備えた人材の養成を図っています。
フィールドワークゼミナールでは、学外から与えられたテーマに対して問題解決策の実施までをプロジェクト形式で進めていくのが特徴です。

大商大ビジネス・アイディアコンテスト

大阪商業大学の大商大ビジネス・アイディアコンテストは、ビジネスに必要な企画力やプレゼンテーション力を養うための企画です。
起業家精神あふれる人材を育成するため、新しいビジネスモデルや商品、サービスのアイディアを考えて企画書を作成します。
これを大学側で書類審査によってふるいにかけ、上位の学生には公開プレゼンテーションを実施してもらうのが特徴です。
さらに、最終審査をおこなって入賞者を決定し、表彰式をおこないます。
受賞者には賞状と賞金が授与されるほか、副賞として海外ビジネス研修などが実施されるコンテストです。
商業大学の学生ならではのユニークな発想と、発想を実現するためのリーダーシップが発揮されます。

キャリアサポート

大阪商業大学では、学生に対する就職支援やキャリアサポートをおこなっています。
就職率は96.4%に達しており、多くの学生が就職を実現しているのが特徴です。
学生1人1人に寄り添った個別就職サポートを提供し、将来の進路や働き方を一緒に考えます。
就職支援プログラムとして履歴書の書き方や面接試験対策を指導し、大学独自の企業セミナーなども実施しているのです。
ビジネスの現場を実体験するためのインターンシップも開催しており、社会に出る前に希望する業界について学べます。
さらに、ビジネスのために必要な資格の取得についてもサポートが充実しているのが特徴です。

まとめ

東大阪市にある大阪商業大学は、商業や地域に関する課題を解決できる人材の育成を目指す大学です。
経済や企業の経営に関するさまざまな学問を学んでおり、実学の形で実践的な学びを深めています。
就職に関するサポートも充実しており、学生が社会に出ていくためのさまざまな支援を利用可能です。