東大阪市にある大阪樟蔭女子大学をご紹介!気になる概要や特徴とは

東大阪市にある大阪樟蔭女子大学をご紹介!気になる概要や特徴とは

大学が自宅から近い距離にあると、通学に便利でしょう。
東大阪市には、多彩な学びを得られる大阪樟蔭女子大学があります。
そこで今回は、大阪樟蔭女子大学とはどのような大学なのか、概要や学部、特徴などをご紹介します。
東大阪市へのお引っ越しをご検討中の方は、ぜひご参考にしてください。

東大阪市にある大阪樟蔭女子大学をチェック!①概要について

東大阪市にある大阪樟蔭女子大学をチェック!①概要について

東大阪市にある大阪樟蔭女子大学は、学校法人樟蔭学園が運営する大学です。
どのような大学なのかを知るために、まず4つの概要を確認してみましょう。

東大阪市にある大阪樟蔭女子大学の概要1:沿革

学校法人樟蔭学園の前身である樟蔭高等女学校の設立が認可されたのは、1917年です。
翌1918年に樟蔭高等女学校本科と専攻科、1922年に高等科が開設されました。
大阪樟蔭女子大学の学芸学部が開設されたのは、1949年です。
その後は、さまざまな学部や学科が開設され、名称変更や発展的解消などもおこなわれました。
2015年には大阪樟蔭女子大学のキャンパス統合がおこなわれ、さらなる発展を遂げながら現在に至ります。

東大阪市にある大阪樟蔭女子大学の概要2:建学の精神

大阪樟蔭女子大学の建学の精神は、学校法人樟蔭学園の創立者である森平蔵氏の思いが文章化されています。
その主旨は、「高い知性と豊かな情操を兼ね備えた社会に貢献できる女性の育成を目指す」です。
樟蔭高等女学校が設立された当時は、高等女学校への進学率が急速に高まっている時代でありながら、学校数が少なくて入学は困難を極めました。
そこで、実業家であった森平蔵氏は、質の高い女子教育を推進するために私財を投じて学校を設立したのです。
大阪樟蔭女子大学では、そのような創立者の思いが建学の精神として現在も大切に受け継がれています。

東大阪市にある大阪樟蔭女子大学の概要3:ミッション

大阪樟蔭女子大学の掲げるミッションは、建学の精神に基づき、「高い知性と豊かな情操を兼ね備えた、社会に貢献することができる女性」を育成することです。
そして、ミッションに則った教育研究上の目的を学則の第1条に定めています。
これらに基づいた教育をおこない、目標とする4つの人材像に適う女性の育成を目指しています。

東大阪市にある大阪樟蔭女子大学の概要4:アクセス

大阪樟蔭女子大学の最寄り駅は2つあり、どちらの駅からも近いので通学しやすいでしょう。
河内小阪駅からは300mほどの距離で徒歩4分ほど、JR河内永和駅からは400mほどの距離で徒歩5分ほどです。
どちらの駅もさまざまなアクセス方法があるので、各所からの電車通学も便利です。

●所在地:東大阪市菱屋西4-2-26
●アクセス方法:近鉄奈良線「河内小阪駅」より徒歩4分、JRおおさか東線「JR河内永和駅」より徒歩5分

東大阪市にある大阪樟蔭女子大学をチェック!②学部について

東大阪市にある大阪樟蔭女子大学をチェック!②学部について

東大阪市の大阪樟蔭女子大学には、学芸学部と児童教育学部、健康栄養学部があります。
これら3つの学部の概要として、学科と教育研究上の目的をそれぞれ確認してみましょう。

学芸学部の学科と教育研究上の目的

学芸学部は3つある学部のなかでも学科の数が多く、全部で5つあります。
人文系は国文学科と国際英語学科、心理学科であり、生活環境系はライフプランニング学科と化粧ファッション学科です。
国文学科では日本の言語や文学に関する知識を学び、日本文化を継承や発展、発信する能力をもって社会で活躍できる人材の育成を目指しています。
学科内には国語・国文学コースと書道コース、創作表現コースが設けられています。
国際英語学科の目的は、高度で実践的な英語運用力の育成を図り、多文化社会に適応できる人材を育成することです。
学科内には、グローバルコミュニケーションコースと言語教育実践コースがあります。
心理学科には総合心理コースと臨床心理コースがあり、人の行動とその元となる心の働きについての知識を深め、人と社会に関わる総合的な能力を育成します。
ライフプランニング学科の目的は、ライフ・イベントに主体的に対処するための知識や技能を学び、家庭と職場の双方で活躍できる人材を育成することです。
この学科には、ライフデザインコースとフードスタディコースの2つがあります。
化粧ファッション学科にはファッション学コースと化粧学コース、美容コースがあり、ファッション関連の産業で活躍できる知識や感性のある人材の育成を目指しています。

児童教育学部の学科と教育研究上の目的

児童教育学部にあるのは、児童教育学科です。
教育研究上の目的は、社会に貢献できる子どもの専門家を育てることです。
教育や文化、福祉や保健などの専門的知識や技能を備えるだけではなく、子どもをさまざまな角度から見つめることができる能力の育成も重視しています。

健康栄養学部の学科と教育研究上の目的

健康栄養学部には健康栄養学科があり、医療現場で栄養教育や指導ができる管理栄養士や、食を中心とした正しい健康情報を指導できる人材の育成を目的としています。
専攻は、管理栄養士専攻と食物栄養専攻の2つです。
管理栄養士専攻では、栄養ケア・マネジメントの理論や技術を習得し、社会で活躍できる管理栄養士を育成しています。
食物栄養専攻では、健康な暮らしを支える専門知識や技術を習得して、食に関するさまざまな分野で活躍できる人材の育成を目指しています。

東大阪市にある大阪樟蔭女子大学をチェック!③特徴について

東大阪市にある大阪樟蔭女子大学をチェック!③特徴について

東大阪市の大阪樟蔭女子大学の魅力は、3つの学部で多種多様な学びを得られることです。
そして、その学びが将来にしっかりとつながることも大阪樟蔭女子大学の大きな魅力です。
そこには大阪樟蔭女子大学に見られる3つの特徴が関係しているので、確認してみましょう。

大阪樟蔭女子大学の特徴1:6つのビジョン

1つ目の特徴は、6つのビジョンです。
大阪樟蔭女子大学には、「知性の『美』を中心に、情操の『美』、品性の『美』を高める学び」などのビジョンが6つ掲げられています。
そして、各ビジョンを達成するための教育体制やプログラム、サポートなどがしっかりと整っています。
たとえば、ビジョンの1つには「充実したキャンパスライフを支えるサポート体制」があり、修学面はもちろん、生活面やキャリア面のサポート体制も万全です。
それぞれの学生に合ったキャンパス環境をつくる体制が整っていることは、しっかりとした学びにつながり、大学が目指す人物像への成長にもつながっているのでしょう。

大阪樟蔭女子大学の特徴2:資格取得者の多さ

2つ目の特徴は、さまざまな資格の取得者が多いことです。
たとえば、2019年度から2023年度までの5年間の平均では、管理栄養士国家試験は98.5%、美容師国家試験は94.7%の合格率を誇ります。
大学では勉強会の開催や繰り返しの演習など、充実したサポートがおこなわれており、それらが結果につながっていると考えられるでしょう。
また、2024年3月の卒業生の実績では、保育士資格を102名、幼稚園教諭一種免許を91名、小学校教諭一種免許を76名、中学校教諭一種免許を7名が取得しています。
さらに、3資格免許取得者が65名もいることは大きな実績でしょう。
これらの資格も、4年間で無理なく取得できる体制やサポートが整っていることが、取得につながっているといえます。

大阪樟蔭女子大学の特徴3:就職率の高さ

3つ目の特徴は、就職率の高さです。
とくに児童教育学科は、2024年3月実績までの14年間において100%の就職率を誇っています。
全学部の就職率も98.2%と高く、大学での学びが将来にしっかりつながることを感じられる結果だといえるでしょう。

まとめ

東大阪市の大阪樟蔭女子大学には3つの学部があり、しっかりとしたサポートのもとで多彩な学びを得られます。
高い資格取得率や就職率を誇るので、将来につながる学びを得たい方にもおすすめです。
東大阪市に自宅があると通学に便利なので、通っている方や概要を確認して気になった方は、ぜひ候補地としてご検討ください。