一人暮らしにおすすめできる観葉植物は?置き場所についても解説
一人暮らしを始めるためにインテリアを考えていると、室内の雰囲気が単調で寂しく感じられることがあります。
そのような場合には、観葉植物の設置を考えるのがおすすめです。
そこで今回は、一人暮らしに観葉植物がおすすめできる理由とともに、一人暮らしにおすすめの観葉植物と置き場所を解説します。
一人暮らしで観葉植物がおすすめできる理由
一人暮らしを始める場合、観葉植物を部屋に置こうと考える方は少ないかもしれません。
しかし、一人暮らしだからこそ観葉植物をおすすめできる理由がありますので、内容をチェックしてみましょう。
室内がおしゃれに見える
室内に置くと部屋全体がおしゃれに見えることが、一人暮らしに観葉植物をおすすめする理由です。
観葉植物ではなく小物雑貨でも変わらないと思われるかもしれませんが、観葉植物には植物ならではの存在感があります。
また、選ぶ葉の形や幹の色によって、部屋の印象をコントロールできることは観葉植物のメリットです。
観葉植物にはさまざまな種類がありますので、自分の部屋に置いた場面をイメージしながら選ぶ楽しさがあります。
さらに、観葉植物はどのようなインテリアにもマッチするため、一人暮らしでも取り入れやすいアイテムです。
家具や小物雑貨を買い揃えなくても、観葉植物が1つあれば部屋の印象がおしゃれになります。
同居人として愛着がわく
観葉植物は手をかければ元気に成長してくれるため、同居人として愛着がわきます。
一人暮らしだと家に帰ることが寂しいと感じることがありますが、観葉植物が待っていると考えれば楽しみが生まれます。
このように、一人暮らしでも生きている同居人ができることが、観葉植物をおすすめする理由です。
観葉植物と長く暮らしていると、適切な水の量・必要な太陽光の量・暑さや寒さの好みなどがわかってきます。
最初は単なるインテリアのためのアイテムとして購入したとしても、育てるうちに大切な同居人になるでしょう。
森林浴のような癒やし効果
観葉植物を部屋に置くと、森林浴をしているような癒やし効果が期待できます。
一人暮らしで忙しい毎日を過ごしている方にとっては、疲れを癒やせることが観葉植物をおすすめする理由です。
植物にはフィトンチッドとよばれる成分による独特な香りがあり、これが森林浴のような心地良さにつながります。
また、観葉植物の緑は目の疲れを癒やす効果が期待できることから、普段目にする場所に観葉植物を置くのもおすすめです。
一人暮らしにおすすめの観葉植物
観葉植物はインテリアとしておしゃれであるほかに、愛着が生まれ癒やし効果が期待できることが一人暮らしにおすすめできる理由です。
観葉植物に興味がわいたならば、具体的にどのような観葉植物が一人暮らしにおすすめか見てみましょう。
ガジュマル
愛らしい姿から癒やしを与えてくれるのが、熱帯・亜熱帯に分布しているガジュマルです。
沖縄では精霊が宿るとされていて、そのパワーを得るために室内に置く方がいらっしゃいます。
ガジュマルは日光を好みますが、葉が直射日光に弱いため、レースのカーテン越しに光を当てることがポイントです。
また、土が乾いたタイミングでたっぷり水を与え、冬場にはペースを落とし、しっかり乾燥してから水を与えるようにしましょう。
ガジュマルは根腐れに強いとされているため、一般的な植木鉢と土で育てるだけでなく、ハイドロカルチャーでの育成も可能です。
ポトス
伸びた枝が広がり緑であふれるように見えるのが、ポトスです。
ポトスは育てやすい観葉植物として知られていて、葉が垂れ下がったタイミングで水を与えます。
水を与えると葉っぱが生き生きとする姿が見られるため、愛着がわきやすい観葉植物といえます。
また、留守中に水やりができずに枯れてしまったとしても、枯れた部分を除去すれば新たな葉が出てきます。
さらに、ポトスには空気を清浄にする効果があるため、観葉植物による癒やし効果を期待する方におすすめです。
サンセベリア
上に伸びるシャープな葉が特徴的なサンセベリアは、マイナスイオンを発生させるエコプランツとして知られています。
育成に適した温度は15~30℃ですので、冬場には日当たりの良い場所で育てるのがおすすめです。
独特な形の葉はインテリアのアクセントになり、おしゃれな一人暮らしの室内を演出してくれます。
サボテン
忙しい毎日を送る方におすすめなのが、お手入れが簡単なサボテンです。
基本的には直射日光を避けて明るい場所に置き、室内が寒くなりすぎないように注意が必要です。
サボテンの種類によってはとくに寒さに弱く、不在時でも暖房が必要になるものがあります。
また、柱サボテンの仲間であるセレウスは、5℃以上あれば越冬でき、電磁波を吸収してくれるといわれています。
近年では100円ショップで購入できるサボテンがありますので、種類ごとの育て方をチェックして自分の生活に合ったものを選んでみてください。
一人暮らしにおすすめの観葉植物の置き場所
一人暮らしにおすすめの観葉植物をチェックしたら、実際に部屋のどこに置くかを考えます。
一人暮らしでは室内がコンパクトである場合がほとんどですので、置き場所に工夫が必要です。
天井や照明器具から吊るす
一人暮らしを始める部屋に観葉植物を置くスペースがないならば、天井の空いたスペースを活用するのがおすすめです。
天井や照明器具に観葉植物を吊るせない場合には、カーテンレールや市販のプランターハンガーを使います。
高い場所に吊るす観葉植物としては、軽くてお手入れが楽なエアプランツが適しています。
エアプランツは土が不要ですので、お気に入りのかごやボトルで育てられることがポイントです。
間仕切りとして床に置く
ある程度のスペースがある場合、室内の間仕切りとして観葉植物を床に直接置くのがおすすめです。
一人暮らしで選ばれることの多いワンルームタイプの部屋では、キッチン・ベッド・ソファなどが1つの空間に納まっています。
室内でエリアごとにメリハリを付けたいならば、観葉植物を使って空間を仕切ってみてください。
大型の観葉植物ではなくても、小さい観葉植物を台の上に乗せると高さが生まれ空間がアレンジできます。
浴室に置く
一人暮らしの室内に観葉植物を置くスペースがなくても、浴室には使っていないスペースがあります。
こうした浴室のデッドスペースを利用して、観葉植物を楽しむのがおすすめの方法です。
バスタブから見える場所に観葉植物を置くと、より高い癒やし効果が期待できます。
ただし、浴室は湿度が高くなるため、湿気を好む種類の観葉植物を選ぶことが大切です。
浴室の環境でよく育つ観葉植物を選べば、毎日の生活に無理なく癒やしを取り入れられます。
窓に置く
南向きで日当たりの良い窓がある場合、窓辺を観葉植物の置き場所にするのがおすすめです。
一般的な住宅の窓には15cmほどの窓台がありますので、窓台に納まるサイズの観葉植物を選んでみてください。
窓に置くための観葉植物を選ぶならば、直射日光と乾燥に強いものを選ぶことがポイントです。
また、南向き以外の部屋で観葉植物を育てる場合には、たくさんの日光を必要としない種類の観葉植物を選びましょう。
土が不要なエアプランツは、日当たりが悪くても比較的育てやすい観葉植物です。
まとめ
おしゃれで癒やしを与えてくれる観葉植物は、一人暮らしにおすすめのアイテムです。
実際に観葉植物を選ぶならば、育てやすいガジュマル・ポトス・サボテンなどがおすすめです。
一人暮らしをするコンパクトな部屋では、天井や浴室のスペースなど、観葉植物の置き場所にもこだわってみてください。