毎年、ドラフト会議になると野球ファンはいてもたってもいられない状態になります。
その年、甲子園を沸かせたあの選手が、どのチームに行くのか?自分がお気に入りのチームに行ってほしいなど、様々な思いを抱え、多くの方が注目しています。
ドラフトにかかるだけでもすごいのに、ドラフト1位となれば、それこそ出身校にとってもご両親にとっても最高の喜びでしょう。
今回は令和2年に阪神から見事ドラフト1位指名を獲得した近畿大学の佐藤輝明さんをご紹介します。
近畿大学の佐藤さんはプロ野球の阪神タイガースへ!
ドラフト会議の前から、近畿大学の佐藤さんについては、どのくらいの球団が指名するのか?と話題になっていました。
すでに大学屈指のスラッガーとして知名度が高い選手だったため、各球団の注目選手だったわけです。
阪神タイガースの宿敵、読売ジャイアンツも熱視線を向けていたわけですが、ドラフト当日、やはり前評判通り、彼は阪神以外、ジャイアンツ、オリックス、ソフトバンクと4球団から1位指名されました。
近畿大学からは体育会硬式野球部史上、70人目のプロ野球選手となった佐藤さんは、交渉権を得た阪神タイガースについてこう述べています。
「小さいころから甲子園に行っていた」
「地元のこどもたちに観にきてもらえたら」
「走攻守でスケールの大きな選手になりたい」
このように、にこやかな笑顔で語っていました。
1年からベンチ入り!プロ野球選手となる近畿大学出身の佐藤さんの功績
佐藤さんは小学校の頃に甲東ブルーサンダーズ(甲東小)で野球を学び、その後、甲陵中、仁川学院高へ、その後、近畿大学へ入り1年生の春からベンチ入りを果たし活躍されていました。
大学時代、リーグベストナインに2018春、外野部門で選出され、三塁手部門では18秋と19春、ベストナインに選出されています。
18年秋にリーグ最優秀選手に選ばれ、逸材として注目されてきました。
2年になると侍ジャパン大学日本代表となり、日米大学野球選手権大会やハレムベースボールウィークなどでも注目された選手です。
大学の通算成績を見ると71試合出場、打率292、安打数799、本塁打11、打点58と、素晴らしい成績を残したことがわかります。